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中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~エルサルバドルのホヤ・デ・セレンの考古遺跡・グアテマラのアンティグア・グアテマラ・キリグア遺跡公園・ティカル国立公園・ニカラグアのレオン・ビエホ遺跡群・レオン大聖堂・ホンジュラスのリオ・プラタノ生物圏保護区・コパンのマヤ遺跡~





中米 世界遺産 歴史 世界文化遺産

中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産

「中央アメリカは、真っ青なカリブ海に浮かぶ宝石のような島々が印象的なスポットですよ。」
「そうなんですか。」

「カリブ海と言えば、カリブ海は、メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域である。南はベネズエラ、コロンビア、パナマに、西はコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ、そしてメキシコのユカタン半島に、北はキューバ、イスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコといった大アンティル諸島に、東は小アンティル諸島に接している。」

「日本人には、まだまだ知られてないエリアですよ。」
「はい。」

「しかし、素晴らしいロケーションが、延々と続いている美しい観光地ですよ。」
「はい。」

「皆さんは、中央アメリカを旅したことがありますか?」
「いいえ、ありません。」

「中央アメリカには、たくさんの観光地や世界遺産が点在していますよ。」
「はい。」

「中でも、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル、ホンジュラスなどの国々には、アメリカ大陸の文化の宝庫となっているような世界遺産が数多く保存されていますよ。」
「そうなんですか。」

「ホンジュラスと言えば、ホンジュラス共和国、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと国境を接しており、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面している。大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有している。首都はテグシガルパ。」

「エルサルバドルと言えば、エルサルバドル共和国、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している。中央アメリカ5カ国のうち、唯一カリブ海に面していない。首都はサンサルバドル。」

「ニカラグアと言えば、ニカラグア共和国、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「「世界遺産なんて行こうと思ったこともないし、そもそも中央アメリカの国なんて今の今まで知らなかったし・・・」と、戸惑われる方もいるかも知れませんね。」
「はい。」

「中米には、一生に一度は行っておきたいと願うような素晴らしい観光地が山程ありますよ。」
「そうなんだ。」

「今までアメリカ大陸に興味がなかった人も、きっと興味を持つ筈ですよ。」
「はい。」

「是非、これらの国の世界遺産をチェックしてください。」
「わかりました。」

「まず、日本人にとって中米の中で比較的馴染みが深いと言える国、グアテマラですね。」
「そうなんですか。」

「グアテマラは、国を代表する国立公園である「ティカル国立公園(1979年登録)」、「アンティグア・グアテマラ(1979年登録)」、そして古くから伝わる遺跡を残した「キリグアの遺跡公園と遺跡群(1981年登録)」などの世界遺産を保有していますよ。」
「はい。」

「キリグアの遺跡公園と言えば、キリグアの遺跡公園と遺跡群は、1981年に登録された世界遺産(文化遺産)である。グアテマラ東部、イサバル県のモタグア川中流域にあるマヤ文明古典期の遺跡である。キリグアは200年頃に建設され、5世紀頃にはここに本格的な王朝(キリグア王朝)が成立した。この遺跡はこの王朝が築いたものである。」

「アンティグア・グアテマラと言えば、アンティグア・グアテマラは、グアテマラ・サカテペケス県にある都市である。市名は単にアンティグア(Antigua)またはラ・アンティグアとも呼ばれることが多い。同名の基礎自治体の中心地であるとともに、サカテペケス県の県都になっている。グアテマラ高地に位置し、スペインのムデハル様式の影響を受けたバロック建築と、植民地時代に建てられた多数の教会の遺構で知られている。ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「ティカル国立公園と言えば、1979年に登録されたグアテマラの世界遺産(複合遺産)である。同国北部のペテン地方にある、マヤ文明の最大かつ最古の都市遺跡である。ティカル一帯には紀元前からマヤ人たちが定住し、熱帯雨林を切り開き、焼き畑農業によるトウモロコシの栽培を行っていた。4~8世紀が最盛期とされる。海抜250mの密林の奥深くにあるティカルの中心的な遺跡は、高さ51mのピラミッド型の「大ジャガーの神殿」で、最上部の神殿入り口にジャガーの彫刻が発見されたことがその名前の由来である。このほか、同様にピラミッド型である「仮面の神殿」「双頭の蛇の神殿」などが残されている。」

「この国へ旅をする日本人は、まだまだ少ないのが現状ですね。」
「そうなんだ。」

「今言った世界遺産のほとんどは、日本人にとって非常に新鮮な世界遺産ですよ。」
「はい。」

「グアテマラを愛する日本の人々は、そのような世界遺産を観光していますよ。」
「はい。」

「日本とはまったく違う価値観に、驚かされていますよ。」
「そうなんだ。」

「日本ではできない新鮮な感動を得たいという人は、是非グアテマラを訪ねてほしいと思います。」
「わかりました。」

「他に、ニカラグアからは「レオン・ビエホ遺跡群」、「レオン大聖堂」をご紹介します。」
「お願いします。」

「レオン大聖堂と言えば、レオン大聖堂は、ニカラグアのレオンにあるカトリックの教会である。中米最大級の聖堂建築で、1747年から19世紀初頭にかけて建築された。」

「レオン・ビエホ遺跡と言えば、レオン-ビエホ遺跡群は、2000年に登録されたニカラグアの世界遺産(文化遺産)で、同国北西部、レオンの東方32kmに位置する。レオン・ビエホ(レオン旧市街)は、アメリカ大陸で最も古いスペイン植民都市の一つで、征服者フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバによって1524年に建設されたが、1609年にレオン・ビエホから約3kmしか離れていないモモトンボ火山の相次ぐ噴火と地震に見舞われ放棄された。その後、町は現在のレオンに再建された。レオン・ビエホは1960年代から発掘が開始され、火山灰の下から先のスペイン植民地時代の博物館、大聖堂、古い砦などの基礎が発見され、2000年にはエルナンデス・デ・コルドバの遺骸が発見された。歴史的に価値あるものと評価され、世界遺産に登録された。」

「ホンジュラスからは「リオ・プラタノ生物圏保護区」、「コパンのマヤ遺跡」をご紹介します。」
「お願いします。」

「コパンのマヤ遺跡と言えば、コパンのマヤ遺跡は、1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ホンジュラス最西部、コパンの盆地にある古代マヤ文明の遺跡である。紀元前1000年頃から人間が住むようになり、海抜約640mの盆地に流れるコパン川北岸に都市国家が築かれて、7~8世紀には最盛期を迎えた。祭壇Qが残るアクロポリスを中心に、72段の階段に2200以上にも及ぶマヤ文字が刻まれた「碑文の階段」や球戯場などがある。これらが人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。」

「リオ・プラタノ生物圏保護区と言えば、リオ・プラタノ生物圏保護区は、ホンジュラスのカリブ海に面した生物圏保護区である。その名の通り、プラタノ川(リオ・プラタノ)流域を対象とした保護区で、グラシアス・ア・ディオス県、コロン県、オランチョ県にまたがっており、この国最大の熱帯雨林地域を含んでいる。1982年にユネスコの世界遺産に登録された。」

「各国とも保有する世界遺産の数は少ないですが、どれも文化的歴史的に見応えのある素晴らしい世界遺産ですよ。」
「はい。」

「これを機会に、色々な国の世界遺産を勉強されてはいかがですか。」
「わかりました。」

「中米諸国では、日本とは180度違う文化の成り立ちを垣間見ることができますよ。」
「はい。」

「中米に行くのであれば、貴重な体験ができるに違いありませんよ。」
「はい。」

「日本人にはほとんど馴染みがなく、「この国って何があったのだっけ?」と思われがちな国、エルサルバドルにある世界遺産も、非常に文化的価値の高い世界遺産ですよ。」
「そうなんですか。」

「エルサルバドルにあるのは、「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡」という世界遺産ですよ。」
「はい。」

「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡と言えば、1993年に登録されたエルサルバドルの世界遺産(文化遺産)で、首都サン・サルバドル北西にある古代マヤ文明時代の村の遺跡である。翡翠(ひすい)やカカオの産地として豊かな地域だったが、600年頃、火山の大噴火によって埋没した。1976年にペイソン・シーツによって発見され、住居、寺院、サウナ、家具や、畑、作物、農耕器具など数多くのものが発掘され、当時の農村の生活の様子がうかがえる。人類の歴史上、貴重な考古学遺跡として評価され、世界遺産に登録された。」

「この世界遺産は、サンサルバドルという街の北西部にあり、国内で三番目くらいに人気のある観光スポットとして栄えていますよ。」
「はい。」

「エルサルバドルの首都サンサルバドルと言えば、サンサルバドルは、エルサルバドル中部のサン・サルバドール県にある市である。エルサルバドルの首都で最大の都市。中米有数の世界都市である。スペイン語で「聖救世主」を意味する。エルサルバドルの人口の3分の1が集中している。そのため国富の半分が集中し、エルサルバドルの経済の中心となっている。」

「「サンサルバドル」は、エルサルバドルの首都ですよ。」
「そうですね。」

「この世界遺産の周辺には、ミネワンカ湖(ビックホーンシープが棲息する)、サルファー山、アッパー温泉など、様々な観光スポットが充実していますよ。」
「はい。」

「アッパー温泉と言えば、アッパー温泉は、カナディアンロッキーで最も有名な温泉である。アッパーホットスプリングスは、カナディアンロッキー観光の中心地であるバンフ(Banff)にある温泉。サルファー山( Sulphur Mt.)に登るゴンドラ駅のすぐそばにある。」

「サルファー山と言えば、ゴンドラで山頂まで上がるサルファー山は、バンフをぐるりと囲むゴート山脈の一部である。 標高2285メートルの展望台からは、バンフの街並みや小高いトンネル山、高くそびえる カスケード山、ランドル山などカナディアンロッキーの雄大な眺めが楽しめます。」

「ビックホーンシープと言えば、ビッグホーンシープは、ウシ科ヒツジ属で、大角羊(おおつのひつじ)と呼ばれます。カナダ南部からコロラド付近までのロッキー山中に生息しています。 沙漠種のものはネバダ州、カリフォルニア州からテキサス西部、メキシコの南部に渡り分布しています。ビッグホーンは標高のある山岳地帯に生息していますが、夏は標高2,000~2,500m程度の高地で生活し、冬は700~1500mくらいまで降りてきます。」

「ミネワンカ湖と言えば、ミネワンカ湖は、バンフ国立公園最大の湖である。ここではクルーズ船も出ている。釣り好きにはボートチャーターもできる。」

「治安も良く、初めて世界遺産巡りの海外旅行をされる方でも、安心して観光できますよ。」
「そうなんだ。」

「治安が気になる方にも、非常におススメです。」
「わかりました。」

「もちろん、中央アメリカには危険な地域も山程ありますよ。」
「そうなんですか。」

「銃を手に持ちながら歩いている人と遭遇してしまったり、お金をせびろうとしてくる人がいたりしますよ。」
「はい。」

「日本では考えられないような光景が広がっている地域も、ごく一部には存在しますよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、基本的にはどの街も自然の多い田舎的な観光地ですよ。」
「はい。」

「ツアーなどに参加して団体行動さえしていれば、のどかに過ごせますよ。」
「はい。」

「ツアーは、毎日のように開催されていますよ。」
「そうなんだ。」

「気になっている方は、是非参加してください。」
「わかりました。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~エルサルバドルのホヤ・デ・セレンの考古遺跡~

「皆さんは、中米にある「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡」という世界遺産をご存じですか?」
「いいえ、知りません。」

「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡と言えば、1993年に登録されたエルサルバドルの世界遺産(文化遺産)で、首都サン・サルバドル北西にある古代マヤ文明時代の村の遺跡である。翡翠(ひすい)やカカオの産地として豊かな地域だったが、600年頃、火山の大噴火によって埋没した。1976年にペイソン・シーツによって発見され、住居、寺院、サウナ、家具や、畑、作物、農耕器具など数多くのものが発掘され、当時の農村の生活の様子がうかがえる。人類の歴史上、貴重な考古学遺跡として評価され、世界遺産に登録された。」

「「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡」は、1993年にユネスコの世界遺産に指定されましたよ。」
「はい。」

「それ以来、エルサルバドル最大の世界遺産として、人気のある文化遺産ですよ。」
「そうなんですか。」

「エルサルバドルと言えば、エルサルバドル共和国、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している。中央アメリカ5カ国のうち、唯一カリブ海に面していない。首都はサンサルバドル。」

「エルサルバドルの首都・サンサルバドルにあるこの世界遺産は、近年ではマヤ文明の遺跡が見られる世界遺産として注目されていますよ。」
「そうなんだ。」

「マヤ文明と言えば、マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。大規模な都市遺跡が築かれ始めたのは、形成期後期(先古典期後期)からで、いわゆる「中部地域」で、現ベリーズのラマナイ、グアテマラのペテン低地に、ティカル、ワシャクトゥン、エル・ミラドール、ナクベなどの大都市遺跡が建設され、人口の集中が起こり繁栄した。」

「エルサルバドルの首都サンサルバドルと言えば、サンサルバドルは、エルサルバドル中部のサン・サルバドール県にある市である。エルサルバドルの首都で最大の都市。中米有数の世界都市である。スペイン語で「聖救世主」を意味する。エルサルバドルの人口の3分の1が集中している。そのため国富の半分が集中し、エルサルバドルの経済の中心となっている。」

「エルサルバドルにも、ホヤ・デ・セレンの古代遺跡のような遺跡がありますよ。」
「そうなんだ。」

「マヤ文明に興味をお持ちの方は、是非観光して欲しいと思います。」
「わかりました。」

「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡は、当時の農村の生活用品・生活道具が残っていることでも知られる、かなり貴重な考古遺産ですよ。」
「はい。」

「内部には、サウナや寝室などのスポットがあり、寝具などの家具・農耕道具が点在していますよ。」
「はい。」

「「生活空間しか見られないの?」と、思われるかも知れませんね。」
「はい。」

「もちろん、他にも見所はたっぷりありますよ。」
「そうなんですか。」

「世界遺産ならではの、美しいロケーションを見ることができますよ。」
「そうなんだ。」

「さらに、周囲には寺院や畑などが存在していますよ。」
「はい。」

「かつての生活空間を保存・再現した世界遺産となっていますよ。」
「はい。」

「考古学に興味のある方には、かなりおススメです。」
「わかりました。」

「しかし、この世界遺産は、どちらかと言えば地味で素朴な世界遺産ですよ。」
「そうなんですか。」

「ギザのピラミッドのような、迫力のある世界遺産ではありませんよ。」
「はい。」

「ギザと言えば、ギーザは、エジプトの都市である。ナイル川中流の西岸に位置する。同国の首都であるカイロからみてナイル川を挟んでおよそ20km西南にあり、現在では拡大したカイロの都市圏に内包されているが、行政上はカイロから独立したギーザ県の県都である。人口はおよそ200万人。日本語表記はギザ、ギゼーなどとも。古代エジプト以来の町であり、クフ王のピラミッドをはじめとするギザの三大ピラミッドと、ギザの大スフィンクスがある遺跡の町として世界的に有名である。その一帯からダハシュールにかけてのピラミッド地帯は、1979年に「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録された。」

「ギザのピラミッドと言えば、ギザの三大ピラミッドとは、エジプト、ギザの砂漠にある、3基のピラミッドの総称である。隣接するスフィンクスとともに、エジプトを象徴するイメージとなっている。造営時期は現在より約4500年前の、紀元前2500年頃とされ、メンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。古代エジプト王国のファラオの墓陵であり、被葬者はクフ王、カフラー王、メンカウラー王とされる。」

「マヤ文明に関する予備知識がまったくない人が行くと、「何が面白いの?」と感じてしまうようなスポットですね。」
「そうなんだ。」

「ある程度は知識を持ってから行かないと、見所がどこにあるのか、どれだけ貴重な遺産なのか、まったくピンと来ないと思われますよ。」
「はい。」

「もちろん謎めいたスポットで、歴史的価値の非常に高い場所ですよ。」
「はい。」

「ある程度は「どれだけ価値が高いものなのか」を知っておかないと、せっかく観光しても訳がわからないまま終わってしまうはずですよ。」
「そうなんだ。」

「ちゃんと楽しみたいのなら、観光する前にマヤ文明について勉強しておきましょう。」
「わかりました。」

「この世界遺産のガイドさんは、無料で案内してくれますよ。」
「そうなんだ。」

「コストはまったく掛からないので、経済的に観光したい方には、かなりおススメですよ。」
「はい。」

「もちろん、ガイドさんはかなりの情報通ですよ。」
「はい。」

「ためになる話も、たくさん聴かせてくれますよ。」
「そうなんだ。」

「これだけの世界遺産が、無料で公開されていることは中々ないことですよ。」
「そうなんですか。」

「観光する際は、ガイドさんにしっかりお礼を言ってから観光しましょう。」
「わかりました。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~グアテマラのアンティグア・グアテマラ~

「中米グアテマラにおいて、1979年に世界遺産に登録されたのが、アンティグア・グアテマラという古い都市の町並みですよ。」
「はい。」

「アンティグア・グアテマラと言えば、アンティグア・グアテマラは、グアテマラ・サカテペケス県にある都市である。市名は単にアンティグア(Antigua)またはラ・アンティグアとも呼ばれることが多い。同名の基礎自治体の中心地であるとともに、サカテペケス県の県都になっている。グアテマラ高地に位置し、スペインのムデハル様式の影響を受けたバロック建築と、植民地時代に建てられた多数の教会の遺構で知られている。ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「首都グアテマラシティの西側、車でおよそ一時間の距離にありますよ。」
「はい。」

「首都のグアテマラシティと言えば、ラ・ヌエバ・グアテマラ・デ・ラ・アスンシオンは、グアテマラ共和国の首都かつ最大の都市である。都市名はスペイン語で「聖母被昇天の新グアテマラ」を意味するが、通例は単にグアテマラと呼ばれ、国名と区別する場合は「市」に相当する単語を付けてシウダ・デ・グアテマラ(Ciudad de Guatemala) とも呼ばれる。日本では英語名のグアテマラシティ(Guatemala City) と呼ばれるのが一般的で、日本国外務省の各国・地域情勢でも首都は「グアテマラシティー」と記載されている。」

「1524年にスペインに植民地として支配された、グアテマラの首都として1543年に遷都されましたよ。」
「そうなんだ。」

「1717年と1773年における大地震において、壊滅的な被害を受けましたよ。」
「そうなんですか。」

「スペイン国王の命令により、首都を安全な場所に移転するように命ぜられましたよ。」
「そうなんだ。」

「1774年に、現在のグアテマラシティに機能が移されましたよ。」
「はい。」

「現在、この世界遺産は文字通り「古いグアテマラ」という意味のアンティグア・グアテマラと呼ばれていますよ。」
「はい。」

「度重なる大地震でも復興し、古き良き街並みが残されていますよ。」
「そうなんだ。」

「世界遺産の街には、標高3760m、富士山と同じように三角の形をした尾根を持つアグア火山や3880mのアカテナンゴ山を遠くに望む、標高1530mの高原がありますよ。」
「はい。」

「アカテナンゴ山と言えば、アカテナンゴ山は、標高3880m、サカテペケス県とチマルテナンゴ県。活火山のフエゴ火山と並んでいる。」

「アグア火山と言えば、アグア山はグアテマラのサカテペケス県にある火山である。標高は3,760m。アグア山の標高はグアテマラ国内で5番目に高く、山頂にはかつて火口湖があった。「アグア」とは現地の言葉(スペイン語)で「水」を意味していて、これは前述のとおりアグア山の山頂に火口湖があったことから由来している。」

「街並みは、碁盤の目状に整備された石畳の道路が特徴ですよ。」
「はい。」

「植民地時代に建てられた、教会の遺構が多数残っていますよ。」
「そうなんですか。」

「スペインの文化に影響を受けた、バロック建築で建てられた教会も現存していますよ。」
「はい。」

「バロック建築と言えば、バロック建築は、1590年頃から盛んになった建築様式である。建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成し、複雑さや多様性を示すことを特徴とする。特に内部空間の複雑な構成は、他の建築様式とは際立った特色となっている。」

「小さい街ですから、歩いて散策することも可能ですよ。」
「はい。」

「現在、文化遺産として残されているのは、17世紀から18世紀にかけて建てられた修道院や教会ですよ。」
「そうなんだ。」

「そのうち、サント・ドミンゴ修道院跡は、1773年の大地震により放棄されましたよ。」
「はい。」

「サント・ドミンゴ修道院と言えば、サント・ドミンゴ修道院跡は、1773年の地震の後には、廃墟として放置されている。現在は、一部がホテルとなっている。」

「後に、博物館として整備されたり、ミシュランの5つ星ホテルとして使われたりするようになった建物ですよ。」
「そうなんだ。」

「ラ・メルセー教会は、1751年に完成しましたよ。」
「はい。」

「ラ・メルセー教会と言えば、ラ・メルセー教会は、1751年建設。1855年に再建された。」

「複数回発生した巨大地震により度々崩壊するも、1855年に再建されましたよ。」
「はい。」

「中米で一番綺麗な教会ですよ。」
「そうなんですか。」

「内部は一部が崩れ落ちた廃墟となっていて、噴水の跡も残されていますよ。」
「はい。」

「アンティグア・グアテマラには、そのような再建中の建物があちこちにありますよ。」
「はい。」

「噴水は、当時から一般庶民の家の中庭にも当たり前のように存在していましたよ。」
「そうなんですか。」

「水の街としても、有名な場所ですね。」
「そうなんだ。」

「背の低い建物が多いのは、地震が頻繁に発生しているから、高い建物を忌み嫌っているためですよ。」
「はい。」

「アンティグア・グアテマラには、日本人が経営する「ペンション田代」が安宿として、旅行者に知られていますよ。」
「そうなんですか。」

「日本人が経営する「ペンション田代」(テレビ番組で坂口憲二も泊まった宿)と言えば、中米グアテマラのアンティグアにある日本人経営のペンションである。」

「テレビ番組において、坂口憲二さんも泊まった宿ですよ。」
「はい。」

「俳優の坂口憲二と言えば、坂口憲二(1975年11月8日 - )は、日本の俳優である。所属事務所はケイダッシュ。身長185センチ、胸囲99センチ、胴囲83センチ。東京都出身。」

「インターネットを使用した回線を経由して、日本への電話も行えますよ。」
「はい。」

「日本人が経営する飲食店もありますよ。」
「そうなんだ。」

「中米にいながら日本食を味わえるのは、他の世界遺産都市にはないメリットですね。」
「わかりました。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~グアテマラのキリグア遺跡公園~

「グアテマラにあるキリグアの遺跡公園と遺跡群は、1981年に文化遺産としてユネスコの世界遺産に登録されていますよ。」
「はい。」

「キリグアの遺跡公園と言えば、キリグアの遺跡公園と遺跡群は、1981年に登録された世界遺産(文化遺産)である。グアテマラ東部、イサバル県のモタグア川中流域にあるマヤ文明古典期の遺跡である。キリグアは200年頃に建設され、5世紀頃にはここに本格的な王朝(キリグア王朝)が成立した。この遺跡はこの王朝が築いたものである。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「ユネスコは世界遺産の登録理由として、人間の創造的才能を表す傑作であることとしていますよ。」
「そうなんですか。」

「ある期間、又は世界のある文化圏において「建築物」、「技術」、「記念碑」、「都市計画」、「景観設計」の発展に大きな影響を与えた人間的価値の交流を示していることとしていますよ。」
「そうなんだ。」

「このような事を満たしたことから、世界遺産になったと言われていますよ。」
「はい。」

「この遺跡群は、マヤ文明の古典期の遺跡の一つですね。」
「はい。」

「マヤ文明と言えば、マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。大規模な都市遺跡が築かれ始めたのは、形成期後期(先古典期後期)からで、いわゆる「中部地域」で、現ベリーズのラマナイ、グアテマラのペテン低地に、ティカル、ワシャクトゥン、エル・ミラドール、ナクベなどの大都市遺跡が建設され、人口の集中が起こり繁栄した。」

「キリグアには、3世紀頃に都市が作られ、5世紀頃に王朝が作られましたよ。」
「そうなんですか。」

「キリグアと言えば、キリグアは、グアテマラ東端部、イサバル県のモタグア川中流域にある古典期に繁栄したマヤ遺跡のひとつである。 現在は、1981年に世界遺産に登録され、鉄道路線とモタグア川に挟まれたバナナ園の中央部に保存されている。」

「この地の周辺では、銅、翡翠、カカオ豆、黒曜石などが産出されていましたよ。」
「はい。」

「カリブ海とグアテマラ高地の間の貿易の拠点となっていたと、推測されていますよ。」
「はい。」

「グアテマラ高地と言えば、グアテマラ高地に位置し、スペインのムデハル様式の影響を受けたバロック建築と、植民地時代に建てられた多数の教会の遺構で知られている。ユネスコ世界遺産に登録されている。」

「カリブ海と言えば、カリブ海は、メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域である。南はベネズエラ、コロンビア、パナマに、西はコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ、そしてメキシコのユカタン半島に、北はキューバ、イスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコといった大アンティル諸島に、東は小アンティル諸島に接している。」

「この遺跡は他のマヤ文明の遺跡と違ってピラミッドを持っていませんよ。」
「そうなんですか。」

「マヤ文明の遺跡の中で、最も高さがあり、かつ全面に深堀の彫刻が施されたステラという石碑があることで、有名な場所ですよ。」
「そうなんだ。」

「ステラという石碑と言えば、キリグアはコパンから50km離れたグアテマラ東部にある遺跡で、300年頃から栄え、王朝は455年から810年と記録されています。キリグア遺跡入口、 広場には少し傾いたステラが点在している。キリグア遺跡は、とても高いステラ(石碑)が存在することで有名です。遺跡というより、ステラがたくさんたった緑地公園という感じです。」

「ステラに刻まれた碑文には、737年にキリグアの統治者であったカウアク・スカイがそれまで従属していたコパンに勝利し、独自の文明を築いたと記されていますよ。」
「はい。」

「キリグア(コパン王朝の分家)の統治者であったカウアク・スカイと言えば、グアテマラにあるキリグアの遺跡公園と遺跡群は、1981年に文化遺産としてユネスコの世界遺産に登録されています。この遺跡は他のマヤ文明の遺跡と違ってピラミッドを持っておらず、マヤ文明の遺跡の中で最も高さがあり、かつ全面に深堀の彫刻が施されたステラという石碑があることで有名な場所となっています。ステラに刻まれた碑文には、737年にキリグアの統治者であったカウアク・スカイがそれまで従属していたコパンに勝利し、独自の文明を築いたということが記されています。」

「ホンジュラスの最西部のコパンと言えば、コパンは、ホンジュラス西部にある古典期マヤの大都市。1980年にユネスコの世界遺産に登録された。コパンでは少なくとも16代の王が即位している。16代目の王の即位に際して製作された祭壇Qのレリーフでは、各々の名前を示すマヤ文字の16人それぞれの王が刻まれている。」

「世界遺産のキリグアの遺跡公園と遺跡群のあるグアテマラに行くには、空路で行く必要がありますよ。」
「はい。」

「ただし、日本からグアテマラまで直行便は出ていませんよ。」
「そうなんですか。」

「アメリカのダラス、ヒューストン、マイアミ、ロスアンゼルスから首都のグァテマラ・シティに行く飛行機に乗り換える方法が一般的ですね。」
「はい。」

「ロスアンゼルスと言えば、ロサンゼルスは、アメリカ合衆国カリフォルニア州にある都市である。同州最大の都市かつ全米有数の世界都市であり、国内ではニューヨークに次いで人口が多い。」

「マイアミと言えば、マイアミは、アメリカ合衆国フロリダ州の主要都市で、州の南端に位置する。マイアミとその都市圏はマイアミ川・ビスケーン湾・エバーグレーズ・大西洋に囲まれた地域に位置している。同市はフロリダ州最大の人口を持つ郡であるマイアミ・デイド郡の郡庁所在地、かつ最大都市。」

「ヒューストンと言えば、ヒューストンは、アメリカ合衆国テキサス州南東部に位置する都市である。2,099,451人(2010年国税調査)の人口を抱えるテキサス州最大、全米第4の都市である。ハリス郡を中心に9郡にまたがるヒューストン都市圏の人口は5,920,416人(2010年国勢調査)にのぼる。市域面積は1,500平方kmにおよび、市郡一体の自治体を除くとオクラホマシティに次ぐ全米第2の広さである。」

「アメリカのダラスと言えば、ダラスは、アメリカ合衆国テキサス州北部にある都市である。アメリカ合衆国南部有数の世界都市であり、州内ではヒューストン、サンアントニオに次いで人口が多い。都市圏人口としてはヒューストンを凌いで州内で最も多い。エルム川とウェスト川の両河川の合流地帯に位置し、古くから交通の拠点として発展し、今日でも金融および経済の中枢として機能している。」

「この国は、日本国籍を持ち、かつ観光目的の入国であれば90日までビザなしで滞在できるようになっていますよ。」
「そうなんだ。」

「この遺跡の見所は、空高くそびえたった石碑=ステラの数々ですよ。」
「そうなんですか。」

「これらのステラには、かつてコパン王朝の分家だったキリグアがコパン18ウサギ王を破って独立をし、繁栄し始めた頃の中心人物である嵐の空王のステラが多くありますよ。」
「はい。」

「コパン18ウサギ王(第13代王ワシャック・ラフン・ウバク・カウィール(18兎))と言えば、コパンは16代の王まで続き、その中でも13代ワシャック・ラフン・ウバク・カウィール王(通称18うさぎ)の時に最盛期を迎えるが、残念ながらキリグアの反乱により斬首されてしまい、その後は衰退の道を歩むのである。18うさぎという妙な名前なのであるが、これは王の記録に13代目に18というマヤ文字とウサギのマヤ文字があることから、通称こう呼ばれるとのことである。多くの石碑(ステラと呼ぶらしい)はほとんどが18ウサギ王に関するものであり、いかにその力が絶大であったことを表しているのである。」

「コパン王朝と言えば、コパンは、ホンジュラス西部にある古典期マヤの大都市である。1980年にユネスコの世界遺産に登録された。コパンでは少なくとも16代の王が即位している。16代目の王の即位に際して製作された祭壇Qのレリーフでは、各々の名前を示すマヤ文字の16人それぞれの王が刻まれている。」

「嵐の空王と呼ばれている石碑には、石碑の北と南それぞれに王が彫られていますよ。」
「はい。」

「一方は若い王、そして反対は年老いた王が彫られていますよ。」
「そうなんだ。」

「生と死を表したものであるとされていますよ。」
「はい。」

「王が描かれている石碑の中央の部分は人間界を表していますよ。」
「はい。」

「その上の部分は天上界、下は地下を表していますよ。」
「そうなんだ。」

「これらの部分には、それに属した神々や飾りが並べられていますよ。」
「はい。」

「そして、両脇には象形文字が彫られていますよ。」
「はい。」

「キリグアの遺跡公園と遺跡群を訪れる人を歓迎する意味で建てられた石碑もありますよ。」
「そうなんですか。」

「この石碑だけが、遺跡の外側に建てられていますよ。」
「そうなんだ。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~グアテマラのティカル国立公園~

「グアテマラのティカル国立公園は、世界的に有名なマヤ文明の世界遺産ですよ。」
「そうなんですか。」

「マヤ文明と言えば、マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。大規模な都市遺跡が築かれ始めたのは、形成期後期(先古典期後期)からで、いわゆる「中部地域」で、現ベリーズのラマナイ、グアテマラのペテン低地に、ティカル、ワシャクトゥン、エル・ミラドール、ナクベなどの大都市遺跡が建設され、人口の集中が起こり繁栄した。」

「ティカル国立公園と言えば、1979年に登録されたグアテマラの世界遺産(複合遺産)である。同国北部のペテン地方にある、マヤ文明の最大かつ最古の都市遺跡である。ティカル一帯には紀元前からマヤ人たちが定住し、熱帯雨林を切り開き、焼き畑農業によるトウモロコシの栽培を行っていた。4~8世紀が最盛期とされる。海抜250mの密林の奥深くにあるティカルの中心的な遺跡は、高さ51mのピラミッド型の「大ジャガーの神殿」で、最上部の神殿入り口にジャガーの彫刻が発見されたことがその名前の由来である。このほか、同様にピラミッド型である「仮面の神殿」「双頭の蛇の神殿」などが残されている。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「この国立公園は、紀元前3~10世紀頃に栄華をきわめた古代都市ですよ。」
「はい。」

「その歴史は長く、1000年を超えるとも言われていますよ。」
「はい。」

「この都市の石碑に刻まれている歴史の年代は、3~9世紀までとなっていますよ。」
「そうなんだ。」

「ここに残されている遺跡は、大半がこの年代のものとなっていますよ。」
「はい。」

「この都市にある神殿は、テオティワカンのピラミッドによく似ていますよ。」
「そうなんですか。」

「テオティワカンと言えば、テオティワカンとは、メキシコシティ北東約50キロの地点にあり、紀元前2世紀から6世紀まで存在した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡である。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇っていた。都市の中央に位置する最大建造物「太陽のピラミッド」は、エジプト最大の「クフ王のピラミッド」とほぼ同じ底面積を持つ。」

「テオティワカンのピラミッドと言えば、テオティワカン人の宇宙観、宗教観を表す極めて計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドそして南北5キロにわたる道(「死者の大通り」)が基点となり各施設が配置されている。この都市で祀られた神々は、農業・文化と関係深いケツァルコアトルや水神トラロック、チャルチウトリケ、植物の再生と関係あるシペ・トテックなどである。 太陽のピラミッドの地下には、人類の起源の地との伝説のあるチコモストックをおもわせる七つの洞穴が枝状につながる洞窟があったため、都市を建設する際の立地条件になったのかもしれない。」

「ティカルには、3世紀前後にテオティワカンの王が訪問しており、この時に彼による実効支配を受けていましたよ。」
「はい。」

「テオティワカンの王と言えば、ティカルの石碑に彫られる「投槍器フクロウ」がテオティワカンの王ではないかとの学説があります。投槍器フクロウは374年に即位し、439年に死亡したとされます。もし、テオティワカンの王ならば、月のピラミッドを今の形にし、テオティワカンの最盛期を築いた王となるのですが・・・・・。」

「ティカルと言えば、ティカルは、グアテマラのペテン低地にあった古典期マヤの大都市である。マヤ文明の政治、経済中心都市として紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄を極めた。ティカルの遺跡は1979年に世界遺産の複合遺産に登録された。」

「ここの神殿が、テオティワカンのピラミッドに似ているのは、そのためですよ。」
「そうなんだ。」

「さらに、ティカルは2012年人類滅亡説の火付け役としても有名ですね。」
「はい。」

「西暦とティカルの石碑に書かれているマヤ長期暦は正確に対応させることができますよ。」
「そうなんですか。」

「ティカルの石碑に書かれているマヤ長期暦と言えば、マヤ長期暦はほぼ20進法となっており、キン=1日、ウイナル=20キン、トゥン=18ウイナル、カトゥン=20トゥン、バクトゥン=20トゥン、そして13バクトゥンを1単位として大周期としている。現在は5回目の大周期にあたり、紀元前3114年8月11日(別説あり)からスタートして、2012年12月23日に終わるらしい。大周期が終わるとき世界は刷新されて、新たな大周期世界がはじまるのだという。ここから2012年人類滅亡説が生まれ、ローランド・エメリッヒ監督『2012』をはじめ、数々の小説や映画が作られることになった。」

「世界が終わる日付も、2012年12月23日と簡単に割り出すことができますよ。」
「そうなんだ。」

「これが多くの小説や映画の題材となりましたね。」
「はい。」

「グアテマラのティカル国立公園に向かうには、まずグアテマラ・シティに向かいますよ。」
「そうなんだ。」

「ここから約540キロの所に、ティカル国立公園がありますよ。」
「はい。」

「グアテマラ・シティーで飛行機を乗り継いだ後、一時間くらい飛行機に乗るとフローレス空港に着きますよ。」
「はい。」

「フローレス空港と言えば、ムンド・マヤ国際空港は、グアテマラ共和国フローレス市サンタ・エレナ郊外に位置する国際空港である。フローレス国際空港としても知られる。ティカルやヤシューハーといったマヤ文明の遺跡を抱えるフローレス周辺地域の国内線・国際線の航空交通を担っており、グアテマラシティ、ベリーズシティ、カンクンといった遠距離地域と結ばれている。」

「この空港が、この世界遺産の観光の拠点になりますよ。」
「そうなんですか。」

「日本からのツアーも数多く組まれていますよ。」
「そうなんだ。」

「このティカル国立公園の見所は、熱帯雨林のジャングルとマヤ文明の遺跡が融合した複合遺産ですよ。」
「はい。」

「この世界遺産の中でも、絶景と言われているのが、Ⅳ号神殿からの眺望ですよ。」
「はい。」

「Ⅳ号神殿と言えば、4号神殿は高さ72m、西暦741年に建造されました。ティカル遺跡のなかでは一番高い建造物です。この神殿は、双頭の蛇の神殿と呼ばれています。3号神殿と同じく4号神殿のピラミッド部も土と樹木に覆われています。」

「ここから周囲を見渡すと、ジャングルとその上に突き出ている神殿を一望することができますよ。」
「いいですね。」

「この他にも、世界遺産のティカル国立公園には、見応えのある遺跡が多くありますよ。」
「そうなんですか。」

「ティカルでは、斜面部分の基壇(タルー)と、直線的で平坦な基壇部分(タブレロ)が組み合わせられた、タルー・タブレロ建築様式の遺跡であるリオ・アスル遺跡がありますよ。」
「はい。」

「リオ・アスル遺跡と言えば、リオ・アスル遺跡は、斜面部分の基壇(タルー)と、直線的で平坦な基壇部分(タブレロ)が組み合わせられた、タルー・タブレロ建築様式が見られる遺跡です。この遺跡にある王墓からは、西暦250年から550年の古典期前期の物とみられる、グァテマラ最古の織物五片が発見されています。」

「斜面部分の基壇(タルー)と、直線的で平坦な基壇部分(タブレロ)が組み合わせられた、タルー・タブレロ建築様式と言えば、リオ・アスル遺跡は、斜面部分の基壇(タルー)と、直線的で平坦な基壇部分(タブレロ)が組み合わせられた、タルー・タブレロ建築様式が見られる遺跡です。」

「7世紀後半から8世紀後半にかけて栄えたナクム王朝の遺跡で、1300年前と約2000年前のものと推測される2つの王墓が見つかっているナクム遺跡がありますよ。」
「はい。」

「ナクム遺跡と言えば、ナクム遺跡は、7世紀後半から8世紀後半にかけて存続したナクム王朝の遺跡です。この遺跡からは1300年前と約2000年前のものと見られる2つの王墓が見つかっていますが、下の2000年前の墓からは、2つの鉢状の容器に頭が挟まれた女性の支配者のものとみられる遺骨が発見されています。これらの下層にはさらにいくつかの墓があると考えられていますが、現在はまだ調査段階にあり確認はされていません。」

「ナクム王朝と言えば、ナクム遺跡は、7世紀後半から8世紀後半にかけて存続したナクム王朝の遺跡です。この遺跡からは1300年前と約2000年前のものと見られる2つの王墓が見つかっていますが、下の2000年前の墓からは、2つの鉢状の容器に頭が挟まれた女性の支配者のものとみられる遺骨が発見されています。」

「ティカル国立公園よりも古いと言われているマヤ遺跡で、天文台と呼ばれている円形の遺構、球戯場跡などの31のモニュメントがあるセイバル遺跡がありますよ。」
「そうなんだ。」

「セイバル遺跡と言えば、セイバル遺跡は、パシオン川流域の高台に位置する、ティカルよりも古いマヤ遺跡です。マヤ古典期には重要なセンターの一つとして繁栄しました。この遺跡には天文台と言われる円形をした遺構、球戯場跡を初めとする31のモニュメントがありますが、うち完全に修復されているのは中央広場の南にある小規模な神殿のみとなっています。神殿や石碑には、メキシコから川に沿って南下したとされるトルテカの影響が見られます。」

「突然放棄されたため、石碑や土偶、仮面などの歴史的資料が多く残されているアグアテカ遺跡がありますよ。」
「はい。」

「アグアテカ遺跡と言えば、アグアテカ遺跡は、ペテシュバトゥン盆地にある、古典期マヤ文明の遺跡です。古代マヤ語では「太陽の丘」を意味するキニチ・ウィッツと呼ばれていました。9世紀初頭のタン・テ・キニッチ王の時代に突然終焉を迎えたマヤ文明の一つで、敵の攻撃により突然放棄されたことから、この遺跡からは石碑や土偶、仮面など宮廷生活の様子が垣間見られる貴重な品々が、ほぼ完璧な形で発掘されています。」

「ドス・ピラス王朝の遺跡であるドス・ピラス遺跡といった、多くの遺跡を見学することができますよ。」
「わかりました。」

「ドス・ピラス遺跡と言えば、ドス・ピラス遺跡は、サヤスチェの南西17キロの場所にある、ドス・ピラス王朝の遺跡です。ここで発見された「2つの水槽」に由来し、ドス・ピラス(2つの槽)と名付けられました。ここに王朝が築れたのは7世紀初めのこと。ティカル王家から離れこの地に居を構えたと伝えられと伝えられています。石碑や祭壇、絵文字などが残されているこの遺跡は1985年、これらの考古学的資料の略奪や木の伐採を防ぐため、国の自然文化遺産に指定されました。」

「ドス・ピラス王朝と言えば、7世紀初めにティカル王家から分かれてドス・ピラスに居を構えたドス・ピラス王朝は ペテシュバトゥン地域に覇権を求めて戦乱の中心となります。神聖文字が刻まれた石碑や階段が数多く残され、周辺遺跡からの石碑も併せて碑文解読による歴史解明が進んでおり、648年頃の王朝創設から761年の滅亡迄、古典期後期のペテシュバトゥン地域に於ける混乱の様子が浮かび上がります。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~ニカラグアのレオン・ビエホ遺跡群~

「ニカラグア第二の都市の世界遺産レオン・ビエホ遺跡群は、現在では知的拠点であり、商業や工業の拠点でもありますよ。」
「はい。」

「レオン・ビエホ遺跡と言えば、レオン-ビエホ遺跡群は、2000年に登録されたニカラグアの世界遺産(文化遺産)で、同国北西部、レオンの東方32kmに位置する。レオン・ビエホ(レオン旧市街)は、アメリカ大陸で最も古いスペイン植民都市の一つで、征服者フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバによって1524年に建設されたが、1609年にレオン・ビエホから約3kmしか離れていないモモトンボ火山の相次ぐ噴火と地震に見舞われ放棄された。その後、町は現在のレオンに再建された。レオン・ビエホは1960年代から発掘が開始され、火山灰の下から先のスペイン植民地時代の博物館、大聖堂、古い砦などの基礎が発見され、2000年にはエルナンデス・デ・コルドバの遺骸が発見された。歴史的に価値あるものと評価され、世界遺産に登録された。」

「ニカラグアと言えば、ニカラグア共和国、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア。」

「しかし、レオン・ビエホ遺跡群は、移転されてできた街ですよ。」
「そうなんですか。」

「1524年にスペインの探検家フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバによりレオン市が成立した時、市街地は現在地よりもさらに20マイル東にありましたよ。」
「はい。」

「レオン市と言えば、レオンは、中央アメリカの国ニカラグアの都市である。スペインの植民地時代に認可された法的な正式名は「サンティアゴ・デ・ロス・カバジェロス・デ・レオン」 だが、現在使われることは滅多にない。レオン県の県庁所在地で、2005年時点の人口は約14万5000人である。チキト川沿いにあり、首都マナグアの北西約50マイル、太平洋岸の北約11マイルに位置している。」

「スペインの探検家フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバと言えば、フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバ(1475年 - 1526年)は、スペインのコンキスタドールである。一般にニカラグアの創設者として、そして2つの主要なニカラグアの都市のグラナダとレオンを建設した人物として知られる。また、ニカラグアの通貨コルドバの名前の由来となっている。」

「そこは、モモトンボ火山から3kmしか離れていませんでしたよ。」
「はい。」

「モモトンボ火山と言えば、モモトンボは、ニカラグアにある火山で、レオン市から程遠からぬマナグア湖畔に聳え立っている。1610年の噴火で、近郊にあったスペイン人入植地の住人は避難を余儀なくされた。この入植地の遺構はレオン・ビエホ(旧レオン)として保存され、世界遺産に登録されている。この火山は左右対称の均整のとれた姿をしており、その形はニカラグアのシンボル的存在として、マッチ箱の表紙絵から革命的な壁画にいたるまで様々な場所に用いられている。」

「そのため、相次ぐ大地震と火山噴火により壊滅しましたよ。」
「そうなんだ。」

「ニカラグアでの生活に著しい支障をきたしたため、1609年に現在の場所に移転される形で放棄されましたよ。」
「はい。」

「その後、火山灰により埋もれてしまったため、建物の基礎部分は大きく壊されずに残されましたよ。」
「はい。」

「1960年代に、工事中にラ・メルセー聖堂跡が発見されたことから発掘が開始されましたよ。」
「そうなんだ。」

「ラ・メルセー聖堂と言えば、モモトンボ火山の麓にあるレオンの旧市街は、16世紀のスペイン植民地時代の社会・経済構造を知るうえで、重要な考古学的価値があるとして世界遺産に登録されました。1524年創建の植民都市は、新大陸最古の植民地の一つでしたが、1609年に火山噴火と大地震に見舞われ放棄されました。火山灰に埋もれた廃墟を人々は忘れ去っていましたが、1968年、工事中にラ・メルセー聖堂跡が発見されたのをきっかけに調査が開始されました。現在まで中央広場、11の部屋をもつ総督邸、鐘楼が備えられていたと思われる大聖堂、住居跡など、18の建造物の基礎部分が発掘されています。」

「スペイン植民地時代に建てられた住居、大聖堂、砦、博物館といった建物跡が、続々と発見されましたよ。」
「はい。」

「フランシスコ・ヘルナンデス・デ・コルドバの遺骸も、教会跡の祭壇部分で発見されましたよ。」
「はい。」

「このレオン・ビエホ遺跡群が、文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示していますよ。」
「そうなんだ。」

「建築様式、景観に関する優れた見本であり、2000年に世界遺産に登録されましたよ。」
「はい。」

「特に復元作業などは行われていませんね。」
「はい。」

「研究家以外の私たち一般市民にとっては、石の基礎の連続は興味を持ってもらえないかも知れませんね。」
「そうですね。」

「世界遺産レオン・ビエホ遺跡群から見えるモモトンボ火山と湖は、ニカラグアのシンボルであり、写真に収める人も多いですよ。」
「そうなんだ。」

「現在も発掘が進められ、当時の人々の暮らしぶりや経済の構造といったものが、研究材料とされていますよ。」
「はい。」

「レオン・ビエホ遺跡群のあるモモトンボまでは、距離は離れていませんよ。」
「はい。」

「しかし、バスを何回も乗り継ぐ必要がありますよ。」
「そうなんですか。」

「バスの本数が多くありませんよ。」
「不便ですね。」

「タクシーを使わざるを得ないことも、しばしば発生していますよ。」
「はい。」

「この世界遺産の遺跡群の成立には、いくつかの偶然が重なっていますよ。」
「そうなんですか。」

「まずは、火山噴火が起きたことですね。」
「はい。」

「当時の人々の暮らしは、大きく妨げられてしまいましたよ。」
「はい。」

「現在の価値観で言うと、それがかえって良好な保存状態を維持してくれましたよ。」
「そうなんだ。」

「そして、大規模な開発が行われてこなかった点も挙げられますね。」
「はい。」

「小国にありがちなのは、遺跡の上に建物やハイウェイを矢継ぎ早に建ててしまう点ですね。」
「はい。」

「日本では、建物建設の時に遺跡が発見されると、発掘調査が行われますね。」
「そうですね。」

「おそらくニカラグアにあっては、その制度はないであろうと推測できますね。」
「そうなんだ。」

「それでもなお、上に建物を建てて来なかったのは、奇跡にも近いことですね。」
「そうですね。」

「最貧国でもあり、あまり大規模な開発が起らなかったのも、理由として考えられますね。」
「はい。」

「秋葉広島市長が訪れ、式典に参加したことでも知られている場所ですよ。」
「そうなんだ。」

「秋葉広島市長と言えば、秋葉 忠利(1942年(昭和17年)11月3日 - )は、日本の政治家、数学者である。第33-35代広島市長(3期)。元社会民主党衆議院議員(3期)。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~ニカラグアのレオン大聖堂~

「2011年に新しく世界遺産に登録されたニカラグアのレオン大聖堂は、ニカラグアでは二例目となる世界遺産ですよ。」
「はい。」

「レオン大聖堂と言えば、レオン大聖堂は、ニカラグアのレオンにあるカトリックの教会である。中米最大級の聖堂建築で、1747年から19世紀初頭にかけて建築された。」

「ニカラグアと言えば、ニカラグア共和国、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア。」

「レオンは、中米連邦から独立した1839年から1858年にかけて首都であった所ですよ。」
「はい。」

「1839年から1858年にかけて首都であったレオンと言えば、レオンは、中央アメリカの国ニカラグアの都市である。スペインの植民地時代に認可された法的な正式名は「サンティアゴ・デ・ロス・カバジェロス・デ・レオン」 だが、現在使われることは滅多にない。レオン県の県庁所在地で、2005年時点の人口は約14万5000人である。チキト川沿いにあり、首都マナグアの北西約50マイル、太平洋岸の北約11マイルに位置している。」

「現在は、ニカラグア第二の都市として栄えていますよ。」
「そうなんだ。」

「1813年に大学ができたことで、知の中心地となりましたよ。」
「はい。」

「工業と商業の町としても、重要な拠点となっていますよ。」
「はい。」

「レオン大聖堂は、1747年から建設が始まり、完成までには約100年かかっていますよ。」
「長くかかっていますね。」

「中米では最大の規模ですよ。」
「そうなんですか。」

「カトリックの教会として、現在でも熱心な信者による礼拝が行われていますよ。」
「はい。」

「建設の背景には、植民地政策における現地民とヨーロッパ、主にスペインやアフリカからの移住民との伝統や文化が混ざり合い、そのような人々の要求がありましたよ。」
「そうなんだ。」

「設計に携わったのは、グアテマラ出身の建築士であるディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベル氏ですよ。」
「はい。」

「グアテマラ出身の建築士であるディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベル氏と言えば、レオン大聖堂は中米最大級の聖堂建築で、1747年から19世紀初頭にかけて建築された。設計はグアテマラ出身の建築家、ディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベルであり、1810年には塔とメインファサードが完成した。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「1810年に、塔とメインファサードが完成しましたよ。」
「はい。」

「メインファサードと言えば、 レオン大聖堂は、中米最大級の聖堂建築で1747年から19世紀初頭にかけて建築された。1810年には塔とメインファサードが完成した。」

「建築様式は、後期バロックから、新古典主義への移行期の特徴を捉えていますよ。」
「そうなんだ。」

「建築様式の新古典主義と言えば、新古典主義建築は、18世紀後期に、啓蒙思想や革命精神を背景として、フランスで興った建築様式である。ロココ芸術の過剰な装飾性や軽薄さに対する反動として荘厳さや崇高美を備えた建築が模索されたが、やがて19世紀の歴史主義、様式濫用の中に埋没した。」

「建築様式の後期バロックと言えば、レオン大聖堂は中米最大級の聖堂建築で、建築様式としては、後期バロックから、新古典主義への移行期の特徴を持つ。それらはグアテマラの古都アンティグアで育まれた「アンティグア・グアテマラ・バロック様式」と呼ばれるものである。その中でもレオン大聖堂は、スペイン建築とラテンアメリカの地域的特性の融合の優れた例である。具体的な特徴としては、ニカラグアに多発する地震に対応するための低く太い塔などが挙げられる。」

「「アンティグア・グアテマラ・バロック様式」と呼ばれていますよ。」
「はい。」

「アンティグア・グアテマラ・バロック様式と言えば、レオン大聖堂は中米最大級の聖堂建築で、建築様式としては、後期バロックから、新古典主義への移行期の特徴を持つ。それらはグアテマラの古都アンティグアで育まれた「アンティグア・グアテマラ・バロック様式」と呼ばれるものである。」

「多発する大地震に耐えられるよう、短くて太い塔が構えられているのが特徴ですよ。」
「そうなんですか。」

「スペイン建築とラテンアメリカの地域的特性の融合の優れた例として、現在でもニカラグアを象徴するレオン大聖堂として使われていますよ。」
「はい。」

「スペイン建築と言えば、1975年フランコの独裁体制が終わると町のあちこちに近代建築が増え、同時にスペイン人建築家らは、新しく見つけた自由、革新、自分たちが世界で得た名声と共に全盛を極めました。スペイン建築は、国で最も尊敬される面の一つです。スペインのどこへ行っても、実に見事な建築物を簡単に目にすることが出来るでしょう。」

「内部は、質素ながらも装飾が美しく太陽光をふんだんに取り入れた設計となっていますよ。」
「はい。」

「木製のフランドル式祭壇装飾には、19世紀から20世紀にかけて活躍した芸術家アントニオ・サリアによるイエス・キリストの十字架の道の14場面の絵画が描かれていますよ。」
「そうなんですか。」

「19世紀から20世紀にかけて活躍した芸術家アントニオ・サリアと言えば、ニカラグアのレオン聖堂は、グアテマラの建築家ディエゴ・ホセ・デ・ポレスの設計で、1747年から19世紀初頭にかけて建設されました。内部の装飾は質素で、自然光の取り込みが豊富であることが特徴です。ただし祭壇のアーチには装飾が多数施されています。祭壇背後の装飾はフランドル式のもので、19世紀後半から20世紀初頭に活躍したニカラグアの芸術家アントニオ・サリアによる「十字架の道」をモチーフにした14の絵画が描かれています。」

「フランドル式と言えば、ニカラグアのレオン聖堂は、グアテマラの建築家ディエゴ・ホセ・デ・ポレスの設計で、1747年から19世紀初頭にかけて建設されました。内部の装飾は質素で、自然光の取り込みが豊富であることが特徴です。ただし祭壇のアーチには装飾が多数施されています。祭壇背後の装飾はフランドル式のもので、19世紀後半から20世紀初頭に活躍したニカラグアの芸術家アントニオ・サリアによる「十字架の道」をモチーフにした14の絵画が描かれています。」

「ニカラグア出身で、ラテンアメリカにおける国民的詩人であったルベン・ダリオの墓所もここにありますよ。」
「はい。」

「ニカラグア出身で、ラテンアメリカにおける国民的詩人であったルベン・ダリオと言えば、ニカラグア文学においては詩が大きな存在感を持ち、決して欠かせない存在として、19世紀のラテンアメリカ文学全体に大きな影響を与えたモデルニスモを代表する大詩人にして、スペイン語圏最高峰の詩人として知られるルベン・ダリオが挙げられる。」

「ルベン・ダリオは、詩人の他、中南米の国々では公職にも就いていましたよ。」
「はい。」

「気になるのが、レオン大聖堂への行き方ですよ。」
「そうなんだ。」

「飛行機で行く必要がありますが、日本からの直行便はありませんよ。」
「そうなんですか。」

「アメリカのヒューストンやマイアミから乗り継ぎ、首都のマナグアへと向かいますよ。」
「はい。」

「ニカラグアの首都のマナグアと言えば、マナグアはニカラグア西部にある都市で、マナグア湖のほとりにあるニカラグアの首都である。もともとマナグア湖(約1,000平方km、琵琶湖より広い)の湖畔に近いところが町の中心(旧市街)だったが、1972年の大地震によって壊滅的な打撃を受け、その復旧がすすまないままそれをとりまくようにして新市街が発達した。現在、新市街には洒落たショッピングセンターやホテル、在外公館などが集中し、多くの人々で賑わう一方、旧市街は昼間でも人がまばらで、その一部がスラム化し治安もあまりよくないなど、両者の間に格差が生じている。」

「マイアミと言えば、マイアミは、アメリカ合衆国フロリダ州の主要都市で、州の南端に位置する。マイアミとその都市圏はマイアミ川・ビスケーン湾・エバーグレーズ・大西洋に囲まれた地域に位置している。同市はフロリダ州最大の人口を持つ郡であるマイアミ・デイド郡の郡庁所在地、かつ最大都市。」

「ヒューストンと言えば、ヒューストンは、アメリカ合衆国テキサス州南東部に位置する都市である。2,099,451人(2010年国税調査)の人口を抱えるテキサス州最大、全米第4の都市である。ハリス郡を中心に9郡にまたがるヒューストン都市圏の人口は5,920,416人(2010年国勢調査)にのぼる。市域面積は1,500平方kmにおよび、市郡一体の自治体を除くとオクラホマシティに次ぐ全米第2の広さである。」

「マナグアから世界遺産のレオン大聖堂までは、1時間半ほどかかりますよ。」
「はい。」

「シャトルバスが出ていますよ。」
「そうなんだ。」

「全体の所要時間は、1日以上かかると思われますよ。」
「そうなんですか。」

「世界遺産のレオン大聖堂の前には、レオンの町の由来でもあり、町を象徴する二体のライオン象があり、暖かく出迎えてくれますよ。」
「はい。」

「夜になると、オレンジ色の照明でライトアップされ、訪れた人を感動させていますよ。」
「わかりました。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~ホンジュラスのリオ・プラタノ生物圏保護区~

「中央アメリカのほぼ真ん中に位置するホンジュラス、その東部カリブ海に面した所に、1982年ユネスコの世界遺産に登録されたリオ・プラタノ生物圏保護区がありますよ。」
「はい。」

「リオ・プラタノ生物圏保護区と言えば、リオ・プラタノ生物圏保護区は、ホンジュラスのカリブ海に面した生物圏保護区である。その名の通り、プラタノ川(リオ・プラタノ)流域を対象とした保護区で、グラシアス・ア・ディオス県、コロン県、オランチョ県にまたがっており、この国最大の熱帯雨林地域を含んでいる。1982年にユネスコの世界遺産に登録された。」

「ホンジュラスと言えば、ホンジュラス共和国、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと国境を接しており、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面している。大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有している。首都はテグシガルパ。」

「カリブ海と言えば、カリブ海は、メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域である。南はベネズエラ、コロンビア、パナマに、西はコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ、そしてメキシコのユカタン半島に、北はキューバ、イスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコといった大アンティル諸島に、東は小アンティル諸島に接している。」

「ホンジュラスの首都テグシガルパの北東400kmの場所に位置していますよ。」
「はい。」

「ホンジュラスの首都テグシガルパと言えば、テグシガルパはホンジュラス共和国の首都であり、また最大の都市である。人口は897,000人(1997年)。テグシガルパ市は海抜990メートルのテグシガルパ谷の中に位置する。テグシガルパはこの土地の原住民の原語で「銀の山」を意味する。テグシガルパはまたホンジュラスのフランシスコ・モラサン県の県庁所在地である。」

「世界遺産のリオに行くには、日本からテグシガルパまではマイアミ、ヒューストンといったアメリカの空港で乗り継いで行く必要がありますよ。」
「そうなんですか。」

「マイアミと言えば、マイアミは、アメリカ合衆国フロリダ州の主要都市で、州の南端に位置する。マイアミとその都市圏はマイアミ川・ビスケーン湾・エバーグレーズ・大西洋に囲まれた地域に位置している。同市はフロリダ州最大の人口を持つ郡であるマイアミ・デイド郡の郡庁所在地、かつ最大都市。」

「ヒューストンと言えば、ヒューストンは、アメリカ合衆国テキサス州南東部に位置する都市である。2,099,451人(2010年国税調査)の人口を抱えるテキサス州最大、全米第4の都市である。ハリス郡を中心に9郡にまたがるヒューストン都市圏の人口は5,920,416人(2010年国勢調査)にのぼる。市域面積は1,500平方kmにおよび、市郡一体の自治体を除くとオクラホマシティに次ぐ全米第2の広さである。」

「テグシガルパでツアーに参加することで、ようやく世界遺産のリオ・プラタノ生物圏保護区に行く事ができますよ。」
「はい。」

「日本からの所要時間は、30時間~40時間はかかると見込まれますよ。」
「そうなんだ。」

「リオ・プラタノ生物圏保護区は世界遺産という事もあり、全長100kmの長さを持つプラタノ川の源流から河口までの流域一帯で、面積は3500平方kmと広いですよ。」
「はい。」

「全長100kmの長さを持つプラタノ川と言えば、プラタノ川は全長100kmの川で、流域にはホンジュラス最大の熱帯雨林が残る。全長100kmの川を丸木舟で探検します。」

「流域の大半は山地で、サバナや湿地帯、草原や河口付近のマングローブ林といった豊かな環境が広がっていますよ。」
「はい。」

「マングローブと言えば、マングローブは、熱帯 - 亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地に成立する森林のことである。紅樹林または海漂林とも言う。世界では、東南アジア、インド沿岸、南太平洋、オーストラリア、アフリカ、アメリカ等に分布し、日本では沖縄県と鹿児島県に自然分布するが、本州にも人工的に移植された場所がある。」

「サバナと言えば、サバナ(Savanna;サバンナとも)とは乾季と雨季のある熱帯に分布する、疎林と潅木を交えた熱帯長草草原地帯である。アフリカではバオバブ樹などが見られる。熱帯草原を一般的にサバナと呼んでいるが、これはスーダン先住民が使用した呼称に由来し、地域によりリャノ(オリノコ川流域)、カンポ(ブラジル高原)、グランチャコ(パラグアイ)などの名称もある。大型の草食動物が群れをなして多く生活している。」

「小アマゾンとも称されている、ホンジュラス最大の熱帯雨林もありますよ。」
「そうなんだ。」

「そこには、多彩な動物や植物が生息していますよ。」
「はい。」

「これまでリオ・プラタノ生物圏保護区にスペイン人が入植した後でも、手付かずの自然が残されてきましたよ。」
「はい。」

「多彩な環境を持ち、アリゲーターやジャガーといった多彩な生物が生息していますよ。」
「そうなんだ。」

「特に、鳥類はコンゴウインコやオウギワシを含めて、実に377種類が生息していますよ。」
「はい。」

「オウギワシと言えば、オウギワシは、タカ目タカ科に属する鳥類の一種である。本種のみでオウギワシ属を形成する。」

「コンゴウインコと言えば、コンゴウインコ は、インコ科の多くの属のうち以下の6属に分類される大型の色鮮やかな新世界(南北アメリカ大陸)産のインコの総称である。Ara属、Anodorhynchus属、Cyanopsitta属、Propyrrhura属、Orthopsittaca属および Diopsittaca属。」

「まさに、生物学的にも貴重な場所でもありますよ。」
「はい。」

「しかし、その一方で現代になり、先住民であるミスキート人や貧困層でもあるメスティーソの大規模な開拓を許してしまいましたよ。」
「そうなんだ。」

「貧困層でもあるメスティーソと言えば、中米各国7カ国は貧困である。 特にホンジュラス、ニカラグアに次いでエルサルバドルもその部類の代表であるらしい。エル・ サルバドルは570万人の人口を擁し、住民の90%をメスティーソ(白人とラテンアメリカ の先住民インディオの混血)が占める。」

「先住民であるミスキート人と言えば、サンペドロスーラから300kmほど東に進むと、自然遺産「リオ・プラタノ生物圏 保護区」がある。16世紀にスペイン人がアメリカ大陸に入植をはじめた後も開拓されず、先住民族であるミスキート人が暮らしている。」

「資源や農地の確保による森林の乱伐や密猟、水産資源の乱獲といった行為に加え、組織による麻薬の密売といった生態系を脅かす環境破壊が進行しましたよ。」
「はい。」

「アメリカマラティーが絶滅の危機にさらされるといったことが危惧されていますよ。」
「はい。」

「アメリカマラティーと言えば、リオ・プラタノ生物圏保護区はホンジュラスの北東部、カリブ海に注ぎ込むリオ・プラタノ河の河口から100km上流に遡った源流地帯にいたる5万2350平方コロメートルの地域です。しかし、乱獲によってアメリカマラティーなどの希少動物が絶滅の危機にさらされているほか、高級木材として知られるマホガニーなどの乱伐による生態系の破壊が進んでいるため、1996年に危機遺産として登録されました。」

「これには、ホンジュラス政府も手が打てなくなってしまいましたよ。」
「そうなんだ。」

「1996年から2007年にかけてと、2011年から現在に至るまでの2度危機遺産リストに加えられるようになりましたよ。」
「はい。」

「保護区内には、ひっそりと暮らす先住民であるミスキート人の住居もあり、自然を愛する私達を気さくに迎えてくれますよ。」
「はい。」

「移動は、丸太でできたカヌーや小型のボートで川を下ることで行われますよ。」
「そうなんだ。」

「川底から色塗られた石とも呼ばれる、彫刻を施した石が発掘されましたよ。」
「はい。」

「古代マヤの幻の都市で白い街を意味する「シウダー・ブランカ」がかつてこの地にあったとされる研究結果もありますよ。」
「そうなんですか。」

「古代マヤの幻の都市で白い街を意味する「シウダー・ブランカ」と言えば、ホンジュラスの熱帯雨林に古代都市が隠されている可能性があることを複数のメディア が伝えている。世界中の探検家の夢を掻き立ててきた財宝の町「シウダー ブランカ(白い都)」。遺跡は伝説としてのみ語られてきた黄金の古代都市シウダーブランカではないかと考えられている。」

「猿の頭に蛇が連なる彫りもありますよ。」
「はい。」

「当時の生活環境や生物の環境が、どことなくうかがえますね。」
「わかりました。」





中米の世界遺産や歴史と世界文化遺産~ホンジュラスのコパンのマヤ遺跡~

「ホンジュラスの最西部、コパンの丘陵地帯の渓谷に、古代マヤ文明の遺跡「コパンのマヤ遺跡」はありますよ。」
「はい。」

「コパンのマヤ遺跡と言えば、コパンのマヤ遺跡は、1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ホンジュラス最西部、コパンの盆地にある古代マヤ文明の遺跡である。紀元前1000年頃から人間が住むようになり、海抜約640mの盆地に流れるコパン川北岸に都市国家が築かれて、7~8世紀には最盛期を迎えた。祭壇Qが残るアクロポリスを中心に、72段の階段に2200以上にも及ぶマヤ文字が刻まれた「碑文の階段」や球戯場などがある。これらが人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。」

「ホンジュラスの最西部のコパンと言えば、コパンは、ホンジュラス西部にある古典期マヤの大都市。1980年にユネスコの世界遺産に登録された。コパンでは少なくとも16代の王が即位している。16代目の王の即位に際して製作された祭壇Qのレリーフでは、各々の名前を示すマヤ文字の16人それぞれの王が刻まれている。」

「ホンジュラスと言えば、ホンジュラス共和国、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと国境を接しており、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面している。大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有している。首都はテグシガルパ。」

「海抜600mほどの盆地にコパン川が流れ、その北岸に紀元前1000年頃から人が住み始め、マヤの都市国家が築かれ、4~9世紀に最盛期を迎えましたよ。」
「そうなんだ。」

「コパン川と言えば、コパンはグアテマラ高地からカリブ海に注ぐモタグア川の支流コパン川流域にあります。モタグア川がマヤ高地とカリブ海沿岸を結ぶ重要な交易路だったことや、付近に翡翠や黒曜石、カカオの産地があったことから繁栄したと言われています。標高も600m前後で過ごしやすい場所です。」

「多彩な彫刻は、3万点以上確認されていますよ。」
「多いですね。」

「近隣のマヤ都市遺跡では、石灰石を石材にしていますよ。」
「はい。」

「コパンでは、周辺から取れるやわらかな凝灰岩を使用していますよ。」
「はい。」

「凝灰岩と言えば、凝灰岩は、火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積してできた岩石である。成分が火山由来であるが、生成条件から堆積岩(火山砕屑岩)に分類される。」

「そのため、繊細で立体的な表現が芸術的に施されていますよ。」
「そうなんだ。」

「世界遺産には、3種類ありますね。」
「そうですね。」

「ホンジュラスにある「コパンのマヤ遺跡」は、文化遺産に分類されていますよ。」
「はい。」

「ホンジュラスの世界遺産コパンのマヤ遺跡は、大きく分けて3つの地区で構成されていますよ。」
「はい。」

「一つ目は、ラス・セプルトゥーラスというグルポ・ブリンシパルの北にある古代貴族の居住地区と見られる建造物郡ですよ。」
「そうなんだ。」

「ラス・セプルトゥーラスというグルポ・ブリンシパルの北にある古代貴族の居住地区と見られる建造物群と言えば、ラス・セプルトゥーラスというグルポ・ブリンシパルの北にある古代貴族の居住地区とみられる建造物群です。巨大なピラミッドなどの建造物はありませんが「書記官の家」と呼ばれる建物を始め約40の建物が配置されています。」

「グルポ・ブリンシパル(プリンシバル・グループ)と言えば、ホンジュラスの世界遺産コパンのマヤ遺跡の見どころがグルポ・プリンシバル(プリンシバル・グループ)です。グラン・プラサなど巨大な建造物のある地区です。グルポ・プリンシバルにある球戯場は、メソアメリカには多く見られる球戯場遺跡の中でも古典期としては最大で、コート部分の両側が斜面になっており、そこには疑似アーチ状の観客席、斜面上部にはゴールと思われるオウムの頭部の石像があります。神聖文字の階段と呼ばれる建造物もこのグルポ・プリンシバルにあります。63段の階段に2500文字にもおよぶマヤ文字が刻まれていて、マヤ文字解読に大いに役立ちました。」

「巨大なピラミッドなどの建造物はありませんよ。」
「そうなんですか。」

「「書記官の家」と呼ばれる建物を始め、約40の建物が配置されていますよ。」
「はい。」

「「書記官の家」と呼ばれる建物と言えば、ラス・セプルトゥーラスは、グルポ・プリンシパルの北に位置する建造物群で、古代の貴族の居住地域とされている。ピラミッド状の巨大な建造物はないが、「書記官の家」と呼ばれるものなど、約40の建物が配置されている。」

「二つ目のエル・ボスケは、現在発掘中ですよ。」
「そうなんだ。」

「エル・ボスケと言えば、ホンジュラス エル・ボスケ農園 カツアイが今日のおすすめコーヒーです。-今日の おすすめコーヒーはホンジュラスのエル・ボスケ農園のコーヒーで品種はカツアイです。精製方法はフルウォッシュドです。」

「ラス・セプルトゥーラスと同じ、居住地区と考えられていますよ。」
「はい。」

「世界遺産のコパンのマヤ遺跡の見所が、三つめのグルポ・プリンシバル(プリンシバル・グループ)ですよ。」
「はい。」

「グラン・プラサなど、巨大な建造物のある地区ですよ。」
「そうなんだ。」

「グラン・プラサと言えば、グランプラザにはステラ(石碑)やアルター(祭壇)が立ち並んでいます。」

「グルポ・プリンシバルにある球戯場は、メソアメリカには多く見られる球戯場遺跡の中でも古典期としては最大ですよ。」
「そうなんですか。」

「メソアメリカと言えば、メソアメリカは、メキシコ及び中央アメリカ北西部とほぼ重複する地域において、共通的な特徴をもった農耕民文化ないし様々な高度文明(マヤ、テオティワカン、アステカなど)が繁栄した文化領域を指し、パウル・キルリホフの文化要素の分布研究により定義された。地理的には、北は、メキシコのパヌコ川からシナロア川あたりまで、南はホンジュラスのモタグァ河口あたりからコスタリカのニコヤ湾あたりまでであるが、この境界線は歴史的に一定していたわけではない。」

「コート部分の両側が斜面になっており、そこには疑似アーチ状の観客席、斜面上部にはゴールと思われるオウムの頭部の石像がありますよ。」
「はい。」

「神聖文字の階段と呼ばれる建造物も、このグルポ・プリンシバルにありますよ。」
「はい。」

「神聖文字の階段と言えば、建造物26は「神聖文字の階段」とよばれ、62段の階段を構成する2000個あまりのブロックのすべてにマヤ文字が刻まれている。本来なら、これは、マヤ文明で発見されている、マヤ文字による最長のテクストだが、崩壊したブロックを階段状に再構成した時代ではマヤ文字の解読が進んでおらず、語順を無視して積み上げられたためテクストの意味は失われている。」

「神聖文字と言えば、コパン遺跡は、ホンジュラスにあるマヤ文明の遺跡で、8世紀頃のものです。63段の階段の石の1つ1つに、コパン王朝の歴史が神聖文字で刻まれています。」

「63段の階段に2500文字にもおよぶマヤ文字が刻まれていて、マヤ文字解読に大いに役立ちましたよ。」
「そうなんですか。」

「マヤ文字と言えば、マヤ文字は、主として紀元2世紀頃からマヤ地域で使用された一種の象形文字である。石碑や絵文書に描かれた1マス分の文字のなかの、主要な大きな部分を「主字」と呼び、小さな部分を「接字」と呼ぶ。」

「第13代王ワシャック・ラフン・ウバク・カウィール(18兎)が反乱に負け、キリグア王カック・ティリウ・チャン・ヨアート(カウアク空)に斬首されてから、王朝は衰退していましたよ。」
「はい。」

「キリグア王カック・ティリウ・チャン・ヨアート(カウアク空)と言えば、650年から70年近くキリグアの歴史は空白であるが、724年12月29日にカック・ティリウ・チャン・ヨアート(K’ak’ Tiliw Chan Yoaat, 燃える空・雷の神、位724年 - 785年)、通称「カウアク空」(以下「カック・ティリウ」という。)と呼ばれる王がコパン王ワシャクラフン・ウバフ・カウィール(通称「18ウサギ」、「18ジョッグ」)の後見のもとに即位した。カック・ティリウは、20代後半から30代前半くらいだったと思われ、コパンに従属するキリグアの地位に忸怩たる想いがあったのかもしれない。」

「この階段は、第15代王のカック・イピヤフ・チャン・カーウィール(日本語で空を火で満たすカウィールの意味)が、その王朝の復興をかけて建築しましたよ。」
「はい。」

「第15代王のカック・イピヤフ・チャン・カーウィール(日本語で空を火で満たすカウィールの意味)と言えば、神聖文字の階段と呼ばれる建造物もこのグルポ・プリンシバルにあります。63段の階段に2500文字にもおよぶマヤ文字が刻まれていて、マヤ文字解読に大いに役立ちました。この階段は第15代王のカック・イピヤフ・チャン・カーウィール(日本語で空を火で満たすカウィールの意味)が、第13代王ワシャック・ラフン・ウバク・カウィール(18兎)が反乱に負けキリグア王カック・ティリウ・チャン・ヨアート(カウアク空)に斬首されてから衰退していた王朝の復興をかけて建築しました。」

「第16代王ヤシュ・パッサフ・チャン・ヨアート(司書の夜明けの空)が建造した祭壇には、四つの面にそれぞれ4人ずつ、計16人の王がそれぞれ自分の名前を意味するマヤ文字の上に座る彫刻が施されていますよ。」
「そうなんですか。」

「第16代王ヤシュ・パッサフ・チャン・ヨアート(司書の夜明けの空)と言えば、第16代王ヤシュ・パッサフ・チャン・ヨアート(司書の夜明けの空)が建造した祭壇には四つの面にそれぞれ4人ずつ、計16人の王がそれぞれ自分の名前を意味するマヤ文字の上に座る彫刻が施されています。」

「別の建造物には、第17代王の存在も記されていますよ。」
「はい。」

「第16代王が、王朝最後の王と考えられていますよ。」
「そうなんですか。」

「王朝は、代々の王の健闘空しく衰退してしまいましたよ。」
「そうなんだ。」

「ホンジュラスにある世界遺産のコパンのマヤ遺跡は、哀愁を文化的にも芸術的にも素晴らしい遺跡として物語っていますね。」
「わかりました。」

メキシコの世界遺産および自然遺産~ケレタロ州シエラ・ゴルダのフランシスコ会伝道所群・テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観・カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ・オアハカ中央盆地にあるヤグルとミトラの先史時代の洞窟群・シアン・カアン・エル・ビスカイノのクジラ保護区・カリフォルニア湾の島々と自然保護区・オオカバマダラ生物圏保護区~

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