当サイトは『SouthOsaka-Network(so-net.or.jp)地域興し街興し事務局』で運営しております。
お問い合わせは専用フォームからお願い致します。

アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区・アツィナナナの雨林・マラウイのチョンゴニの岩絵地域・モザンビークのモザンビーク島・モーリシャスのアープラヴァシ・ガート・ル・モーンの文化的景観・ニジェールのW国立公園・ブルキナファソのロロペニの遺跡群~





アフリカ 世界遺産 自然の旅

アフリカの世界遺産と自然の旅

「アフリカのインド洋地域から、マダガスカル、モーリシャス、北アフリカからマラウイ、モザンビーク、西アフリカからニジェール、ブルキナファソと、その世界遺産をご紹介します。」
「お願いします。」

「マダガスカルについてですが、マダガスカルという名は、大人より子供の方が知っているかも知れませんね。」
「そうですね。」

「現在、パート3まで映画化されている『マダガスカル』という名の人気アニメ映画があるからですね。」
「はい。」

「『マダガスカル』という名の人気アニメ映画と言えば、『ザ・ペンギンズ from マダガスカル』(原題:The PENGUINS of MADAGASCAR)は、2008年11月28日よりアメリカで放送されているニコロデオン製作のCGコメディアニメシリーズである。」

「マダガスカルは、アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島を領土とする共和制国家ですね。」
「はい。」

「マダガスカル島と言えば、アフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置する世界第4位の面積を持つ島である。現在は、全域がマダガスカル共和国の領土となっている。」

「マダガスカルは、島としては世界第4位の大きさを誇りますよ。」
「そうなんですか。」

「その大きさは、長さ約1570キロメートル、最大幅が約580キロメートルですよ。」
「大きいですね。」

「ジュラ紀後期のゴンドワナ大陸分裂によってアフリカ大陸から分離しましたよ。」
「そうなんだ。」

「ゴンドワナ大陸分裂と言えば、プレートテクトニクスにおいて、過去に存在したと考えられている超大陸である。名前の由来はインド中央北部の地域名で、サンスクリット語で「ゴンド族の森」を意味する。現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸や、アラビア半島、マダガスカル島を含んだ、かなり大きな大陸であった。約6億年前に、ロディニア大陸が分裂して誕生した。」

「さらに、白亜紀後期にインド亜大陸がマダガスカル島から分離しましたよ。」
「そうなんですか。」

「長い間孤立した島であり続けたため、独自の動植物相を持っていますよ。」
「なるほど。」

「マダガスカルの国が保有している、世界遺産は現在(2012年)3つですね。」
「はい。」

「その中から、ここでは2つの世界遺産を簡単にご紹介しますね。」
「お願いします。」

「「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」は、15万7000ヘクタールもの広さを誇る、広大な国立公園の世界遺産ですよ。」
「はい。」

「「ツィンギ」とは、マダガスカル語で「尖っている、鋭い」という意味ですよ。」
「はい。」

「最初に、ここに足を踏み入れた原住民によって名付けられたと言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「現地へのアクセスには、相当な労力が必要ですよ。」
「それは大変ですね。」

「しかし、現在ではホテルなども整備され、人気の観光スポットとなっていますよ。」
「それは良かったですね。」

「11月~3月は閉鎖されるので、注意が必要ですよ。」
「はい。」

「「アツィナナナの雨林」は、アツィナナナの雨林、ラヌマファナ国立公園など、マダガスカル各地の6つの国立公園からなる世界遺産ですよ。」
「はい。」

「マダガスカルの独特な生態系を保つのに重要な役割を果たしているとして、世界遺産に登録されましたよ。」
「わかりました。」

「モーリシャスについてですが、モーリシャスは、「インド洋の貴婦人」とも称される美しい島国ですよ。」
「はい。」

「「トム・ソーヤーの冒険」の著者マーク・トウェインがモーリシャスを訪れた際に、「神はモーリシャスというパラダイスを創り、それを真似て天国を創った」と言った逸話が残っていますよ。」
「そうなんですか。」

「マーク・トウェインと言えば、アメリカ合衆国の作家、小説家である。ミズーリ州出身。『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られ、数多くの小説やエッセーを発表、世界中で講演活動を行うなど、当時最も人気のある著名人であった。」

「「トム・ソーヤーの冒険」と言えば、1876年に発表されたアメリカ合衆国の小説である。著者はマーク・トウェイン。前書き、本編35章、そして終章で構成されている。主人公のトマス・ソーヤー少年(通称トム)が、ミシシッピ川のほとりの自然豊かな小さな町で、ハックルベリー・フィン(通称ハック)をはじめとする仲間たちとともに、さまざまな冒険を繰り広げる。」

「そんな美しいモーリシャスは、他のアフリカ地域と同様、奴隷制度という辛い歴史も背負っていますよ。」
「そうなんだ。」

「モーリシャスでは、現在(2012年)2つの世界遺産を保有していますよ。」
「はい。」

「「アープラヴァシ・ガート」は、奴隷の検疫所跡の世界遺産ですよ。」
「はい。」

「アープラヴァシ・ガートと言えば、モーリシャスの首都ポートルイスにある移民受け入れに使われてきた建造物群の総称である。紆余曲折はあったものの、2006年にモーリシャスで初となるユネスコの世界遺産に登録された。」

「1834年からの約90年間、イギリス政府はアフリカ人奴隷の代わりとして、多くのインド人労働者をモーリシャスに移住させましたよ。」
「そうなんですか。」

「その当時に使われていたものが、世界遺産として登録されています。」
「はい。」

「「ル・モーンの文化的景観」は、ブラバン半島にそびえる巨大な岩山の世界遺産ですよ。」
「はい。」

「島の端にある岩山ル・モーンと言えば、モーリシャスは、過去に奴隷たちの歴史があったことで有名です。島国の人が奴隷として生活していくことは大変なことだったことが推察されます。彼らは島の端にある岩山ル・モーンに隠れて、ひっそりと小さな集団、社会を形成していたようです。」

「ブラバン半島と言えば、ル・モーン・ブラバン(Le Morne Brabant)は、モーリシャスの南西端に位置する半島で、この島の風上に位置している。この半島には名前の由来になった玄武岩のル・モーン山(標高 556 m)が聳えており、モーリシャスでもとびきりの見晴らしを提供してくれる。頂上部分の面積は12ha以上あり、そこへ至る急斜面には多くの突き出した洞窟群がある。半島はラグーンで囲まれており、観光名所になっている。」

「かつて、自由を求めた奴隷たちが、この岩山の洞窟や頂上に隠れ住んでいましたよ。」
「そうなんだ。」

「支配者に見つかると、崖から飛び降りて死んでいった悲しい逸話も残る世界遺産ですね。」
「わかりました。」

「マラウイについてですが、マラウイは、アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国ですね。」
「そうなんですか。」

「アフリカ大地溝帯に位置する内陸国ですね。」
「はい。」

「アフリカ大地溝帯と言えば、アフリカ東部のエチオピア,ケニア,ウガンダ,コンゴ民主共和国,ルワンダ,ブルンジ,タンザニア,マラウィ,モザンビークなど各国の高地を南北に切る幅30~60km,長さ数千kmの細長いくぼ地である。東西両側壁は正断層から成る。地溝帯の中にも多くの正断層があり,いくつもの深い湖をつくっている。」

「その国名と同じ名を持つマラウイ湖の西岸にある、南北に細長い国ですよ。」
「はい。」

「マラウイ湖と言えば、アフリカ東南部にある湖で、アフリカ東部を縦断する大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の南端部に位置する。面積はアフリカで3番目、世界で9番目の広さである。深さはアフリカで2番目に深い。」

「国土は大半が高原地帯で、マラウイ湖が大きな面積を占めていますよ。」
「そうなんですか。」

「このマラウイ湖は独特の生態系で知られ、「湖のガラパゴス諸島」とも呼ばれ、世界遺産にも登録されていますよ。」
「そうなんだ。」

「マラウイの世界遺産としては、「チョンゴニの岩絵地域」という文化遺跡もありますよ。」
「はい。」

「ニジェールについてですが、ニジェールは、西アフリカのサハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する内陸国ですね。」
「そうなんですか。」

「サハラ砂漠南縁のサヘル地帯と言えば、アフリカ、サハラ砂漠南縁に沿って東西に広がる帯状の地域である。もとは草原地帯だったが、砂漠化が進んでいる。サヘル地域。」

「非常に多くの種類の哺乳類が生息していますよ。」
「はい。」

「このニジェールという国名は、その国内を流れるニジェール川からついていますね。」
「そうなんだ。」

「ニジェール川と言えば、西アフリカを流れギニア湾に注ぐ河川である。全長4,180km。流域面積は209万2,000平方キロある。ギニアの山地から北東に流れてマリ共和国に入り、南東に転じてニジェール、ナイジェリアを流れる。河口に大デルタ地帯を形成しギニア湾に注ぐ。」

「この国にある世界遺産の内、「ニジェールのW国立公園」は、このニジェール川の流れが"W"を描くように曲がりくねっていることからつけられたそうですよ。」
「そうなんですか。」

「国名にしろ、世界遺産名にしろ、由来がニジェール川からきていることは、この川が重要視されていることがわかりますね。」
「そうですね。」

「ブルキナファソについてですが、ブルキナファソも、西アフリカに位置する国ですね。」
「はい。」

「国土は、砂漠化が少しずつ進行していますよ。」
「そうなんですか。」

「「ロロペニの遺跡群」は、ブルキナファソ初の世界遺産として登録された遺跡ですよ。」
「はい。」

「見た目は単なる巨大な石垣ですね。」
「そうなんですか。」

「この世界遺産は、少なくとも西暦11世紀以前まで遡る石造遺跡群と考えられていますよ。」
「はい。」

「その保存状態の良さが評価され、世界遺産に登録されましたよ。」
「はい。」

「黄金の採掘と交易に関連して建てられた施設と推測されていますよ。」
「そうなんだ。」

「実際のところ、何の目的で作られた物かは、まだ明らかになっていませんよ。」
「本当ですか?」

「手がけたのは、ロロン人もしくはクランゴ人と考えられていますね。」
「そうなんですか。」

「クランゴ人と言えば、ロロペニ世界遺産のこの石壁群は、かつてサハラで行われていた黄金取引用の砦跡で、高さ6mの外壁と仕切りの役割を担った内壁、及び建造物の痕跡から構成されています。1000年以上の歴史を持つ遺跡と考えられ、建築したのはロロン人かクランゴ人と考えられています。」

「ロロン人と言えば、ロロペニ世界遺産のこの石壁群は、かつてサハラで行われていた黄金取引用の砦跡で、高さ6mの外壁と仕切りの役割を担った内壁、及び建造物の痕跡から構成されています。1000年以上の歴史を持つ遺跡と考えられ、建築したのはロロン人かクランゴ人と考えられています。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区~

「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区は、1990年にユネスコの世界遺産に指定された自然遺産ですよ。」
「はい。」

「南アフリカのマダガスカルに位置する自然遺産ですよ。」
「はい。」

「大体自然保護区と言うと、絶滅危惧種の動物がいたり、豊かな生態系が存在したりというイメージがありますね。」
「そうですね。」

「まず、世界遺産の名前に「ツィンギ」という単語が入っていますね。」
「はい。」

「これは、この地方の言葉で「カミソリのように先が尖っている」、「動物はとても住むことができない」という意味を持つ言葉ですよ。」
「そうなんですか。」

「写真を見ないと、分かりづらい地形ですね。」
「はい。」

「簡単に言うと、剣山の一本一本の歯が岩山のようになっているような世界遺産ですよ。」
「そうなんですか。」

「見るからに、動物が生息していない雰囲気のスポットになっていますよ。」
「はい。」

「先の尖った岩山というだけで何となく、外観の恐ろしさが伝わるかと思われますね。」
「はい。」

「岩山が密集しているような奇景が広がっている場所ですよ。」
「そうなんだ。」

「雨が降っても地面にはうまく吸収されず、いつまでも乾燥した空気がただよっていますよ。」
「はい。」

「そのような独特な世界遺産なので、生き生きとした緑はほとんど生えていませんよ。」
「なるほど。」

「その代わりに、乾燥した気候に強い植物が群生していますよ。」
「どんな植物ですか?」

「非常に珍しい植物ばかりなので、観察する価値はありますね。」
「そうですね。」

「世界遺産の中でも、これほど奇妙なスポットがあったかというほど、不思議で異様な景観ですよ。」
「そうなんですか。」

「「ちょっと変わった場所が見てみたい」という方なら楽しめるはずですよ。」
「なるほど。」

「気になる方は、是非観光してほしいと思います。」
「わかりました。」

「「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」には、およそ90種類を越える鳥類やキツネが生息していますよ。」
「はい。」

「運が良ければ、そのような生物の様子を観察することができますよ。」
「そうなんですか。」

「ただし、雨が降ったり、強い風が吹いたり、天候が悪くなってしまうと、一気に動物たちも姿を隠してしまいますよ。」
「そうなんだ。」

「行く前に、天候や季節の変わり目などをチェックしておくと、失敗がありませんね。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのアツィナナナの雨林~

「マダガスカルは、アフリカ大陸南東のインド洋に浮かぶ島国ですね。」
「はい。」

「その面積は587,041平方キロメートルで、世界で第4位の大きさの島ですよ。」
「大きいですね。」

「最も近い陸であるアフリカ大陸とは、モザンビーク海峡で隔たれていますよ。」
「はい。」

「モザンビーク海峡と言えば、アフリカ南東部、モザンビーク共和国とマダガスカルとの間にあり、長さ約1,600km、幅400~800kmの海峡である。ヨーロッパとアジアを結ぶ航路として重要であり、北部にコモロ諸島(コモロおよびフランス領マヨット)、南部にバサス・ダ・インディア島、ユローパ島などの島がある。」

「その距離はおよそ400kmあり、6000年以上他の大陸から隔たれて、独自の生態系を築いてきた島国ですよ。」
「そうなんですか。」

「熱帯気候に属しながらも、島の中央にそびえる高原や季節風の影響で、島の東部、中央部、西部でその気候はずいぶん異なっていますよ。」
「はい。」

「季節風と言えば、一般に夏は海洋から大陸に、冬は大陸から海洋へと、季節によってほぼ正反対にかつ広範囲に吹いている風系である。日本付近では夏の南東風と、冬の北西風とが季節風である。」

「これらの地理的・気候的条件などから、多くの固有種が存在していますよ。」
「はい。」

「マダガスカルの世界遺産であるアツィナナナの雨林は、6つの国立公園に含まれる13の地域が含まれていますよ。」
「そうなんだ。」

「アンドハヘラ国立公園は、南東部にあり島特有のとげの多い森林がうっそうと茂っていますよ。」
「はい。」

「アンドハヘラ国立公園と言えば、マダガスカル島の南東部にある国立公園で、面積は760.2 平方km である。鬱蒼と繁った熱帯雨林と、この島に典型的なトゲの多い森林からなっている。」

「アンドリンギトラ国立公園は、「低緯度の熱帯林」とも呼称されていますよ。」
「珍しいですね。」

「アンドリンギトラ国立公園と言えば、マダガスカル島の南東部にある。面積は 311.6 平方km で、高山地帯(最高峰は 2658 m)と深い渓谷で構成されている。このあたりの森林は「低緯度の熱帯林」と呼ばれており、トゲの多い森林、ラン科の植物、300種以上のい維管束植物などが見られる。動物相についていえば、100種以上の鳥類、55種の両生類、13種のキツネザルなどが棲息している。」

「高山地帯と渓谷からなり、ラン科の植物、維管束植物、とげの多い植物の他、多くの鳥類、両生類、キツネザルなどが生息していますよ。」
「はい。」

「キツネザルと言えば、リマーともいう。マダガスカル島に生息している原猿類はすべてキツネザル下目に分類されるが,そのうちのアイアイとインドリ科の4種を除いたすべてが霊長目キツネザル科としてまとめられる。キツネザルとは,突出した口吻(こうふん)や長い尾がキツネに似ているという印象を与えるためにつけられた名前である。キツネザル科に共通する特徴として,下肢の第2指がかぎづめになっていることがあげられる。」

「維管束植物と言えば、維管束を持つ植物のグループである。単系統群であり、分類体系によっては門とする場合もある。ウィキペディア内で採用している体系では階級なしとなっている。」

「ラン科の植物と言えば、ラン科(蘭科、Orchidaceae)は、単子葉植物の科のひとつで、その多くが美しく、独特の形の花を咲かせる。世界に700属以上15000種、日本に75属230種がある。鑑賞価値の高いものが多く、栽培や品種改良が進められている。他方、採取のために絶滅に瀕している種も少なくない。」

「マロジェジ国立公園は、熱帯雨林や木立などからなっていますよ。」
「はい。」

「マロジェジ国立公園と言えば、マダガスカルでも屈指の美しさを持つ国立公園で、熱帯林、山地の木立、ヒースの木立などから成っている。60種以上の両生類と116種の哺乳類の生息が確認されている。」

「多くの両生類や哺乳類が生息する、島内屈指の美しさを持つエリアと言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「海岸沿いに位置するマソアラ国立公園は、島の生物種の約半数が生息する多様な生態系が育まれていますよ。」
「はい。」

「マソアラ国立公園と言えば、面積は 2100 平方km である。砂浜沿いの国立公園で、中緯度帯の熱帯林を見ることができる。特筆すべきはその生物多様性で、島の生物種の半分が棲息している。その中には、キツネザル、オオハシモズ、サンゴ礁、クジラ、果食のコウモリなどが含まれ、稀少なマダガスカルヘビワシや アカチャアオバズク(フクロウ科)も棲息している。」

「ラノマファナ国立公園は、島で最も重要度が高いと言われていますよ。」
「どうしてですか?。」

「ラノマファナ国立公園と言えば、面積は 410 平方km で、島で最も有名で最重要の国立公園である。1986年にキンイロタケキツネザル(キンイロジェントルキツネザル)が発見されたことを踏まえて、1991年に国立公園が設定された。ラノマファナは20世紀末以降の国立公園の手本となる存在で、114種の鳥類や12種のキツネザルが棲息している。」

「キンイロタケキツネザルが発見された事から、国立公園に設定されたエリアですよ。」
「そうなんですか。」

「キンイロタケキツネザルと言えば、ラノマファナ国立公園は、島で最も有名で最重要の国立公園で、面積は410 km2。1986年にキンイロタケキツネザル(キンイロジェントルキツネザル)が発見されたことを踏まえて、1991年に国立公園が設定されました。」

「キツネザルと言えば、リマーともいう。マダガスカル島に生息している原猿類はすべてキツネザル下目に分類されるが,そのうちのアイアイとインドリ科の4種を除いたすべてが霊長目キツネザル科としてまとめられる。キツネザルとは,突出した口吻(こうふん)や長い尾がキツネに似ているという印象を与えるためにつけられた名前である。キツネザル科に共通する特徴として,下肢の第2指がかぎづめになっていることがあげられる。」

「多くの鳥類やキツネザルが生息していますよ。」
「はい。」

「ザハメン国立公園にも、キツネザルが生息していますよ。」
「はい。」

「ザハメン国立公園と言えば、面積は 640 平方km で、13種のキツネザルが棲息している。」

「アツィナナナの雨林に生息する動植物のうちの80%以上が、この島の固有種と言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「希少種や危惧種を含む動植物やキツネザルをはじめとした霊長類が多く生息する環境が、世界遺産に認定される所以となっていますよ。」
「なるほど。」

「霊長類と言えば、霊長類とは、動物分類学上での霊長目(Primates)に相当し、動物の首長たるものという意味である。」

「違法な森林伐採やキツネザルなどの密猟による危機にさらされており、「危機にさらされている世界遺産」リストへも登録されていますよ。」
「残念ですね。」

「マダガスカルには、アツィナナナの雨林の他に、ツィンギ・ド・ベマラハ自然保護区、王領の丘アンブヒマンガという合わせて3つの世界遺産を有していますよ。」
「はい。」

「王領の丘アンブヒマンガと言えば、2001年に登録されたマダガスカルの世界遺産(文化遺産)で、首都アンタナナリボの北東に位置する。メリナ王国が最初にマダガスカルを統一した場所である。現在は歴史博物館として公開されている。」

「バオバブの木やキツネザルなど固有の生態系が人気がありますね。」
「そうですね。」

「バオバブの木と言えば、アオイ目アオイ科(クロンキスト体系や新エングラー体系ではパンヤ科)バオバブ属の総称のこと。」

「日本からもツアーが組まれ、観光客が訪れていますよ。」
「はい。」

「国立公園への立ち入りは、公式ガイドの同行のもとで行う事になりますよ。」
「はい。」

「珍しい動物たちとの出会いに、期待膨らむ旅になるでしょう。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~マラウイのチョンゴニの岩絵地域~

「マラウイ共和国は、アフリカ大陸の南東部に位置していますね。」
「はい。」

「この国には貴重な世界遺産が2つあり、その1つがチョンゴニの岩絵地域ですよ。」
「はい。」

「チョンゴニの岩絵地域があるのは、マラウイ中部のデッザですよ。」
「はい。」

「マラウイ中部のデッザと言えば、マラウイ中部州の県で、中心となる町はデッザである。この県の面積は、3624 平方kmで、人口は2008年の国勢調査時点で62万3789人である。」

「その地域には、遺跡などが多数残っていますよ。」
「そうなんですか。」

「その数は120を超え、文化遺産として、当時を残す文明の証拠としての存在価値があると判断されましたよ。」
「なるほど。」

「チョンゴニの岩絵は、チョンゴニ・ロック・アート地域とも言われていますよ。」
「どういうことですか?」

「チョンゴニ・ロック・アート地域と言えば、2006年に登録されたマラウイの世界遺産(文化遺産)で、デッザ県中部の126.4km2におよぶ地域である。狩猟採集民のトゥワ族(ピグミー)による絵画と農耕民チェワ族の珍しい岩絵が残っている。」

「石器時代に描かれた岩絵が残されていますよ。」
「はい。」

「数もたくさんあり、計127箇所にも及んでいますよ。」
「そうなんだ。」

「とても、見ごたえがありますよ。」
「いいですね。」

「昔に描かれた絵は、当時の人々の暮らしなどがうかがい知る事ができる貴重なものですよ。」
「そうですね。」

「人類の歴史を知る上でも重要ですね。」
「はい。」

「描いたのは、トゥワ人とチェワ族ですよ。」
「はい。」

「チェワ族と言えば、中央アフリカから南アフリカにかけて住む民族である。この民族は、自身の周囲をとりまく民族、とりわけトゥンブカ族やンセンガ族などの民族と関連が深い。また、歴史学的にはコンゴ民主共和国で同じ歴史を歩んだ民族であるベンバ族と関連がある。」

「トゥワ人と言えば、中部アフリカ大湖沼地域最古の(主に欧米人から)「ピグミー」と呼ばれる狩猟採集民である。ルワンダではフツ、ツチと同じルワンダ語 を使用。」

「岩絵群は、ここに住んでいたチェワ人が書き続けてきたものですね。」
「そうなんだ。」

「この岩絵は、歴史をつないできた貴重なものですね。」
「はい。」

「違う時代に生きた人が絵を描き足してきたと思うと、また違う感動が沸き起こってくることでしょう。」
「はい。」

「この地の歴史を知る上でも、大事な世界遺産ですね。」
「そうですね。」

「絵で表されていると、文字よりも分かりやすく、言葉が分からなくても伝わる世界共通のメッセージになりますね。」
「はい。」

「難しい文献を読むよりも多数の岩絵を見れば、昔の人の考えやどんな生活をしていたかが想像できますね。」
「そうですね。」

「岩絵に描かれているのは、狩をしている人、農業作業をしている絵が多いですよ。」
「はい。」

「書かれた絵をどのように見えるか感じるかは、実際に目にしないと分かりませんよ。」
「そうですね。」

「そこには、規模の大きなアートがありますよ。」
「はい。」

「実際に行った人だけが味わえる旅の醍醐味ですよ。」
「はい。」

「チョンゴニの岩絵は、誰が見ても分かる、歴史を伝える貴重な文献ですね。」
「そうなんだ。」

「石器時代に人々が住んでいた洞窟と、そこに書かれた岩絵を見に行ってはいかがでしょうか。」
「わかりました。」

「マラウイの首都はリロングウェですが、最大の都市はブランタイヤになりますよ。」
「はい。」

「最大の都市ブランタイヤと言えば、マラウイ南部州の県 であり、中心となる都市もブランタイヤである。人口646,235人(2003年)と同国最大の都市である。シレ高地の交通の要衝であり、マラウイにおける商業の中心地である。政府機関や数校の専門学校等がある。」

「マラウイの首都リロングウェと言えば、人口約78万人のマラウイ共和国の首都であり、マラウイのほぼ中央に位置する東西・南北の交通の合流点である。マラウイの政治の中心であり、経済の中心である南部のブランタイヤと対をなす。」

「面積のほとんどは、マラウイ湖が占めており、この湖も有名なスポットですよ。」
「そうなんですか。」

「マラウイ湖と言えば、アフリカ東南部にある湖で、アフリカ東部を縦断する大地溝帯(グレート・リフト・バレー)の南端部に位置する。面積はアフリカで3番目、世界で9番目の広さである。深さはアフリカで2番目に深い。」

「なかなか見ることができない大自然を、感じることができるでしょう。」
「いいですね。」

「大きな都市には高級ホテルやレストランも集まっているので安心ですよ。」
「はい。」

「マラウイ湖畔にはリゾート地があり海のレジャーが楽しめますよ。」
「そうなんですか。」

「スキューバなども適しているようですね。」
「はい。」

「美しい自然を存分に楽しみつつ、歴史的な世界遺産を眺めてみるのもいいでしょう。」
「そうですね。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~モザンビークのモザンビーク島~

「モザンビーク島は、澄みわたるようなラムネ色の海と、白いビーチが続いていますよ。」
「綺麗でしょうね。」

「モザンビーク島は、その歴史的文化遺産の価値の高さから、1991年に「世界遺産」に登録されましたよ。」
「はい。」

「古くから交易の拠点として、貿易に長けたアラブ人が頻繁に往来しましたよ。」
「はい。」

「インドで採れる貴重な香辛料などの貿易業にいそしんでいましたよ。」
「そうなんだ。」

「商人達は、アフリカの太平洋側からインドの間を吹く貿易風を利用して、帆船を目的地へ進めていましたよ。」
「はい。」

「象牙や金銀などアフリカ全土から集められた貴重な品が、この島に集められ、喜望峰を回りヨーロッパへ運ばれていきましたよ。」
「はい。」

「喜望峰と言えば、南アフリカ共和国西ケープ州ケープタウンにある岬である。」

「日本とも関わりの深い島ですよ。」
「そうなんですか。」

「キリスト教を伝えたフランシスコザビエルは、喜望峰をまわりアジアへ出帆する前に、モザンビーク島で季節風を待ちましたよ。」
「はい。」

「季節風と言えば、一般に夏は海洋から大陸に、冬は大陸から海洋へと、季節によってほぼ正反対にかつ広範囲に吹いている風系である。日本付近では夏の南東風と、冬の北西風とが季節風である。」

「天正遣欧少年使節も同じ事ですよ。」
「そうなんだ。」

「天正遣欧少年使節と言えば、1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団である。イエズス会員アレッサンドロ・ヴァリニャーノが発案。1590年(天正18年)に帰国。使節団によってヨーロッパの人々に日本の存在が知られる様になり、彼らの持ち帰ったグーテンベルク印刷機によって日本語書物の活版印刷が初めて行われキリシタン版と呼ばれる。」

「彼らも往復どちらの時も、この美しい島で、風向きが変わるのをずっと待っていましたよ。」
「はい。」

「織田信長が宣教師であるヴァリニャーノ神父から献上された黒人奴隷は、モザンビーク出身の少年であったと言われていますよ。」
「はい。」

「宣教師であるヴァリニャーノ神父と言えば、キリシタン時代の日本を訪れたイエズス会員、カチリック教会の司祭である。イエズス会東インド管区の巡察師として活躍し、天正遣欧少年使節派遣を計画・実施した。」

「ヤスケと命名された彼は信長に可愛がられ、武士として処遇されたたため、並々ならぬ忠誠心で信長に仕えましたよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、本能寺の変で信長が没した後、天下統一を果たした豊臣側によって、インドのイエズス会へ送り返されてしまいましたよ。」
「そうなんですか。」

「モザンビーク本土から3kmで結ぶ橋を渡れば、この島に到着しますよ。」
「はい。」

「モザンビーク島は直径2kmの細長い島ですよ。」
「はい。」

「海上交通の要衝として、貿易民族アラブ人の影響が色濃く残るスワヒリ文化が見られる世界最南端の土地と言われていますよ。」
「そうなんだ。」

「スワヒリ文化と言えば、スワヒリ文明は、インド洋交易によって栄えた東アフリカの島嶼の都市群を中心とした海洋文明のことである。イスラームを生活規範としながら、アラブ・ペルシア系の外来文化と土着のアフリカ農耕文化の融合によって作り上げられ、共通言語としてスワヒリ語が用いられた。」

「その後、ポルトガルの支配を受けましたよ。」
「はい。」

「ポルトガルが東インド会社を置いたことから、スワヒリ文化とポルトガル文化が融合し、他では見られない、独特の文化様式を継承している貴重な島ですよ。」
「はい。」

「東インド会社と言えば、アジア地域との貿易独占権を与えられた特許会社である。重商主義帝国下、特に貿易差額主義に基づく経済活動に極めて大きな役割を果たした。なお、ここで言う「インド」とはヨーロッパ、地中海沿岸地方以外の地域をさす。同様の特許会社に新世界との交易を行った西インド会社がある。各国ごとに設立された。オランダ東インド会社は世界初の株式会社としても有名である。」

「16世紀に入植したポルトガル人たちが残した遺構である、サン・セバスチャン要塞やノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂、サン・パウロ宮殿等の建造物が見ものですよ。」
「そうなんですか。」

「サン・パウロ宮殿と言えば、1610年に建設されたポルトガルの現地の支配者、総督の住居でサンパウロ宮殿と呼ばれていましたが、今は博物館になっています。1階部分が海洋博物館です。」

「ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂と言えば、1522年にはノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂が建てられた。この礼拝堂は、南半球における現存最古のヨーロッパ建築と見なされている。」

「サン・セバスチャン要塞と言えば、16世紀にサン・セバスティアン要塞が建造され、次いで建てられたポルトガルの植民都市モザンビークは、ポルトガル領東アフリカの首都となった。サン・セバスチャン要塞の中にあるノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂、 サン・パウロ宮殿などに今も当時の姿をたどることができる。ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「入植したポルトガル人の手によって整備された要塞は、1558年から1620年にかけて建造されたものですよ。」
「はい。」

「この砦の修復工事にあたり,日本が資金を提供しましたよ。」
「そうなんですか。」

「貴重な「世界遺産」で、私達の税金が役立っているのも喜ばしいことですね。」
「そうですね。」

「この島は、魚料理がとても美味しいところですよ。」
「はい。」

「街中には魚のから揚げなどが売っていますよ。」
「はい。」

「物価はとても安いですよ。」
「いいですね。」

「島の何処を歩いても綺麗で、海は抜けるような水色ですよ。」
「綺麗でしょうね。」

「頬を撫でる潮風が、気持ちよく旅情をくすぐる島ですよ。」
「はい。」

「リゾートホテルもありますよ。」
「はい。」

「「世界遺産」と、とびきりのリゾートを堪能できる旅になりそうですよ。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~モーリシャスのアープラヴァシ・ガート~

「モーリシャスは、アフリカ大陸のマダガスカルの東方に浮かぶ島国ですね。」
「はい。」

「モーリシャスは、大航海時代以降、領有する国がめまぐるしく変わりましたよ。」
「そうなんですか。」

「1814年にイギリス領となり、サトウキビやお茶の栽培が盛んに行われる様になりましたよ。」
「はい。」

「かつては、イギリスも黒人奴隷を使っていましたよ。」
「はい。」

「しかし、1835年に奴隷制度を廃止しましたよ。」
「そうなんだ。」

「そのため、農業に従事する労働力を受け入れる必要が出てきましたよ。」
「そうでしょうね。」

「そこで1834年以降、主にイギリスの植民地であったインドからの労働者を受け入れることにしましたよ。」
「はい。」

「この移民受け入れに用いられた施設が、アープラヴァシ・ガートですよ。」
「そうなんだ。」

「アープラヴァシ・ガートと言えば、モーリシャスの首都ポートルイスにある移民受け入れに使われてきた建造物群の総称である。紆余曲折はあったものの、2006年にモーリシャスで初となるユネスコの世界遺産に登録された。」

「現在のモーリシャスの首都ポートルイスの近くですよ。」
「はい。」

「モーリシャスの首都ポートルイスと言えば、インド洋に位置するモーリシャスの首都で、人口は135,371人(1996年)。主島のモーリシャス島にある港湾都市で、同国最大の都市。アフリカ有数の世界都市であり、ポートルイス県に属す。」

「ここから隣のレユニオン島、オーストラリアへも労働力としてインド人が送り込まれましたよ。」
「はい。」

「レユニオン島と言えば、レユニオンは、フランス共和国の海外県ならびに海外地域圏(レジオン)である。マダガスカル島東方のインド洋上に位置する。面積2512平方キロメートル、人口約84万6000人(2010年推定)。コーヒーの原種の一つブルボン種の原産地。県都はサン=ドゥニ。1642年 国王ルイ13世によってブルボン島と命名されたが、ブルボン王政を打倒したフランス革命によってレユニオン島と改名された。」

「受け入れたインド人の総数は、約45万人と推定されていますよ。」
「多いですね。」

「当初、インド人労働者は、クーリーと呼ばれていましたよ。」
「はい。」

「受け入れ施設は、クーリー・ガットと呼ばれていましたよ。」
「どういう意味ですか?。」

「クーリーは、差別的な意味合いがありますよ。」
「はい。」

「そのため、インド人がよく用いていたヒンディ語で「移民の駅」という意味を持つ、アープラヴァシ・ガートに名が改められましたよ。」
「そうなんですか。」

「イギリスの植民地支配を受けていましたが、インド人は奴隷としてやってきたのではありませんよ。」
「そうなんだ。」

「「契約移民労働」という考え方に基づいて、連れて来られましたよ。」
「はい。」

「契約移民労働と言えば、年季契約移民は、17~18世紀,ヨーロッパから北アメリカのイギリス領植民地へ渡った移民で,到着後一定期間の不自由労働を義務づけられた者である。ニューイングランド以外の北アメリカ植民地への渡航者の半数以上を占める重要な労働力源であった。」

「そして、プランテーション経済のさきがけとなる取り組みがなされましたよ。」
「どういう取り組みですか?。」

「プランテーション経済と言えば、単一、または少数の一次産品に依存する経済構造である。コーヒー、天然ゴム、サトウキビ、ヤシ、綿(綿花)その他果物全般などがプランテーション作物として良く知られている。プランテーション作物の多くは商品作物であり、国としてはこれを輸出することで外貨を稼がざるを得ないが、これに依存している度合いが高い国の場合、自然災害などの影響を受けると経済が立ち行かなくなってしまう。こういった経済構造はモノカルチャー経済とも呼ばれる。」

「モーリシャスには、石造りの建造物が現存していますよ。」
「はい。」

「船をつける波止場、入口の門や、一時的に滞在するための施設、馬小屋などが今でも残っていますよ。」
「はい。」

「最大時には、1000人もの労働者が滞在出来るほどに施設の規模が拡大していましたよ。」
「はい。」

「現在世界遺産でもあるアープラヴァシ・ガートが使われたのは、第一次大戦の直前の1910年までですね。」
「そうなんですか。」

「その後は、高速道路の建設などで、倒壊していきましたよ。」
「はい。」

「1970年にインドの首相、インディラ・ガンジーがこの地を訪れた事がきっかけとなり、かつての施設の保護に向かって国が動き出しましたよ。」
「そうなんだ。」

「インドの首相、インディラ・ガンジーと言えば、インドの女性政治家で第5代、8代首相である。日本では“ガンジー”とも表記される。インドの初代首相であるジャワハルラール・ネルーは父。息子にインド第9代首相を務めたラジーヴ・ガンディー、及びサンジャイ・ガンディーがいる。」

「そして復旧工事が、1990年代に始められるようになりましたよ。」
「はい。」

「復旧工事に際しても、1860年代の外観を復元するように、現在の材料ではなく当時のものと同じ材料を用いて慎重になされていますよ。」
「はい。」

「「契約移民労働」は、世界に先駆けた取り組みですよ。」
「そうなんだ。」

「契約移民労働と言えば、年季契約移民は、17~18世紀,ヨーロッパから北アメリカのイギリス領植民地へ渡った移民で,到着後一定期間の不自由労働を義務づけられた者である。ニューイングランド以外の北アメリカ植民地への渡航者の半数以上を占める重要な労働力源であった。」

「その実態を記した施設と言う事で、2006年に文化遺産として世界遺産に登録されました。」
「なるほど。」

「ただ、登録に際しては隣の仏領レユニオンでも同様の申請があった事などから、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が異を唱えていたようですね。」
「はい。」

「国際記念物遺跡会議(ICOMOS)と言えば、世界の歴史的な記念物(あるいは歴史的建造物)および遺跡の保存に関わる専門家の国際的な非政府組織であり、ユネスコの記念物および遺跡の保護に関する諮問機関である。」

「すんなりと世界遺産登録に至った訳ではありませんでしたよ。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~モーリシャスのル・モーンの文化的景観~

「モーリシャスのル・モーンの文化的景観を考察すると、大変興味深いものがありますよ。」
「そうなんですか。」

「島の端にある岩山ル・モーンと言えば、モーリシャスは、過去に奴隷たちの歴史があったことで有名です。島国の人が奴隷として生活していくことは大変なことだったことが推察されます。彼らは島の端にある岩山ル・モーンに隠れて、ひっそりと小さな集団、社会を形成していたようです。」

「モーリシャスは、過去に奴隷たちの歴史があったことで有名ですね。」
「はい。」

「18世紀~19世紀初め、奴隷貿易の立ち寄り港でしたよ。」
「はい。」

「そのため、奴隷の逃亡が盛んに繰り返されたと言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「昔からある集落を作って部族が生活を支えていましたよ。」
「はい。」

「部族は、次の世代に伝えるために重要な存在でしたよ。」
「はい。」

「島国の人が奴隷として生活していくことは大変なことだったことが推察されますね。」
「そうですね。」

「彼らは島の端にある岩山ル・モーンに隠れて、ひっそりと小さな集団、社会を形成していたようですよ。」
「はい。」

「そこで仲間意識が生じ、お互いを刺激し合いながら文化を創造していったことは大変素晴らしいことと思われますね。」
「そうですね。」

「しかし、こうした奴隷制度も長続きせず、19世紀に衰退していきますよ。」
「はい。」

「廃止されると、奴隷同士で悲観しあって投身自殺を図ったという記録が残されているなど悲しい事件もたくさんありましたよ。」
「そうなんですか。」

「お互いを刺激しあうあまり、お互いを支えきれなくなったのでしょうか。」
「はい。」

「考えさせられる事件だと思われますね。」
「はい。」

「奴隷たちの生活の跡を見たいという観光客は多く、毎年のように訪れているそうですよ。」
「はい。」

「日本からのモーリシャスへのツアーはないようですね。」
「そうなんですか。」

「機会があれば、是非行ってみたいですね。」
「そうですね。」

「ル・モーン山の頂上部分に狭い窪地が残されていますよ。」
「何があるのですか?」

「そこに至る急斜面に多くの洞窟がありますよ。」
「はい。」

「洞窟での彼らの生活ぶりを知ることができ、大変興味深いものがありますね。」
「はい。」

「このモーリシャス共和国は、2008年に世界遺産としてモーリシャス・モーンの文化的景観が認められましたよ。」
「わかりました。」

「一度は訪れたい世界遺産ですが、危険のないツアーが組まれるのも時間の問題ですよ。」
「そうなんですか。」

「この国は日本からはかなり遠く、アフリカ内にありますね。」
「はい。」

「暑いのが好きな人が、向いていると思われますよ。」
「そうなんだ。」

「マラリアなどの対策もしておいた方が安心ですね。」
「はい。」

「マラリアと言えば、熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症である。高熱や頭痛、吐き気などの症状を呈する。悪性の場合は脳マラリアによる意識障害や腎不全などを起こし死亡する。瘧(おこり)とは、大抵このマラリアを指していた。」

「日本から行く場合は、香港やシンガポールを経由しますよ。」
「はい。」

「多少はリラックスできるコースと言えますね。」
「そうですね。」

「前もって地図などを開いてその国の土地の状況などをしっかりと勉強しておいたほうが良いようですね。」

「そうすれば、観光の本で見たのと実際に訪れた感想で違いがあることに気づかれると思います。」
「はい。」

「それが、世界遺産を観光する大きな楽しみと言えますよ。」
「そうですね。」

「実際に行ったことのある人の口コミを参考にして、旅行プランを立てることをおススメします。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~ニジェールのW国立公園~

「アフリカの中部に位置するニジェールには、二つの世界遺産がありますよ。」
「はい。」

「一つは、1991年に指定された「アイールとテネレの自然保護区群 」ですね。」
「はい。」

「アイール山地とテネレ砂漠を含むアフリカで最も広大な自然保護区ですよ。」
「そうなんですか。」

「テネレ砂漠と言えば、テネレは、サハラ砂漠中南部の一帯を指す呼称である。「テネレ砂漠」と呼称されることもあるが、テネレはトゥアレグの言葉で「何も無いところ」を意味する。ニジェール北東からチャド西部に跨る40万平方kmを超える広大な地域である。」

「アイール山地と言えば、アイル山地は、サハラのエコリージョンに属するニジェールの山地である。北緯17度に位置し、70000km2の面積を持つ。この山地は標高500 - 900mの辺りが平に開けていて、花崗岩質の山頂が点在している。アイル山地の一部は、テネレの一部とともに、「アイル・テネレ自然保護区」としてユネスコの世界遺産に登録されている。」

「とてつもなく、大きな砂漠と湧水の広がる地域ですよ。」
「そうなんだ。」

「世界遺産に認定されたために、住民の利権に反することがあり、内戦が発生していますよ。」
「それは危ないですね。」

「もう一つの世界遺産がニジェールのW国立公園で、1996年に指定されていますよ。」
「はい。」

「長さ4200kmに及んで流れ続けるニジェール川は、アフリカ最大の川の一つですね。」
「はい。」

「ニジェール川と言えば、西アフリカを流れギニア湾に注ぐ河川である。全長4,180km。流域面積は209万2,000平方キロある。ギニアの山地から北東に流れてマリ共和国に入り、南東に転じてニジェール、ナイジェリアを流れる。河口に大デルタ地帯を形成しギニア湾に注ぐ。」

「Wの形に湾曲して流れているので、この地区全体を「W国立公園」と名付けられましたよ。」
「なるほど。」

「サバンナ草原地帯と湿潤な熱帯雨林が混在する広陵たる地域を示していますよ。」
「はい。」

「サバンナ草原地帯と言えば、サバナ(Savanna;サバンナとも)とは、熱帯の乾季と雨季に分布する、疎林と潅木を交えた熱帯長草草原地帯である。アフリカではバオバブ樹などが見られる。熱帯草原を一般的にサバナと呼んでいるが、これはスーダン先住民が使用した呼称に由来し、地域によりリャノ(オリノコ川流域)、カンポ(ブラジル高原)、グランチャコ(パラグアイ)などの名称もある。」

「アフリカの動植物、ライオン、チーター、ヒョウ、アンテロープ、ゾウ、ガゼル、バッファロー、ウオーターバック、バオバブなど、ありとあらゆる動物が見られますよ。」
「いろいろいますね。」

「ウオーターバックと言えば、哺乳網ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウオーターバック属に分類される偶蹄類である。」

「ガゼルと言えば、ウシ科ブラックバック亜科ブラックバック族ブラックバック亜族の3属、ガゼル属 ・トムソンガゼル属・ダマガゼル属 の総称である。」

「アンテロープと言えば、レイヨウ(羚羊)またはアンテロープ (Antelope) は、ウシ科の大部分の種を含むグループである。分類学的にはおおよそ、ウシ科からウシ族とヤギ亜科を除いた残りに相当し、ウシ科の約130種のうち約90種が含まれる。」

「寒い地域の動物は除きますが・・。」
「はい。」

「その大きさは広大で、日本の四国全部がサファリパ-クになったようなものですよ。」
「スケールが大きいですね。」

「現在の時点での横の広がりだけでなく、過去にさかのぼっての古代新石器時代からの進化過程も追うことができると言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「鳥天国でもありますよ。」
「はい。」

「世界遺産ニジェールのW国立公園では貴重な鳥たちも見ることが出来ますよ。」
「いいですね。」

「その数350種以上が確認され、水鳥も沢山見ることが出来ますよ。」
「はい。」

「特に湿地帯は水鳥が住んでいますよ。」
「はい。」

「そのため、あのラムサール条約に登録されていますよ。」
「なるほど。」

「ラムサール条約と言えば、湿地の保存に関する国際条約である。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。1980年以降、定期的に締約国会議が開催されている。」

「アフリカらしいアフリカと言えるでしょう。」
「そうなんだ。」

「「ニジェールのW国立公園 」のあるニジェールは、日本からの直行便が少ないですね。」
「そうなんですか。」

「週末に出かけましょうと言っても、なかなかそうはいきませんね。」
「そうなんだ。」

「ニジェ-ルの首都ニアメは、飛行機の便がほとんどありませんね。」
「不便ですね。」

「ニジェ-ルの首都ニアメと言えば、アフリカ西部の内陸国ニジェールの首都である。国内最大の都市で、同国の政治・経済の中心地。」

「行き方と帰り方をきちんと前もって考えておくことは必須ですよ。」
「はい。」

「入国に当たっては、入国ビザが、以前は空港に到着後、入国審査ゲートで取得が可能でしたよ。」
「そうなんですか。」

「しかし、今は、日本で取って行く方がいいかも知れませんよ。」
「わかりました。」

「国情が乱れているということはありませんね。」
「それはいいですね。」

「しかし、割合管理がル-ズな国なので、いらないところで時間は取りたくないからですよ。」
「はい。」

「蛇足ですが、電車のつり広告を今度見てくださいね。」
「はい。」

「ニジェールには、青年海外協力隊が数十人生活していますよ。」
「そうなんですか。」

「ニジェ-ルは住民は温かいが、自然の環境は厳しい国と言われていますよ。」
「わかりました。」





アフリカの世界遺産と自然の旅~ブルキナファソのロロペニの遺跡群~

「ブルキナファソは、アフリカ大陸西部の小国ですよ。」
「はい。」

「ブルキナファソ南部ロロペニの町近くにあるのが、世界遺産のロロペニの遺跡群ですよ。」
「はい。」

「ブルキナファソ南部ロロペニの町と言えば、ロロペニの遺跡群は、ブルキナファソ南部のポニ県にある世界遺産登録物件である。主に巨大な石の壁から成り立っており、2009年にブルキナファソ初の世界遺産として登録された。この遺跡は、ロロペニの町の北西約2 km に存在している。近隣には類似の石造遺跡群が多く存在しているが、ロロペニの遺跡は規模と保存状態の両面で傑出している。」

「ガーナとトーゴ、コートジボアールの国境にほど近いロロペニの町に残された11320平方メートルの遺跡群の範囲には、100m四方に囲まれた高さ6mの石垣がいくつも外壁として残されていますよ。」
「そうなんですか。」

「世界遺産の内部には仕切りとして使われた内壁と、建造物の痕跡や当時の農耕具が残されていますよ。」
「はい。」

「放射性炭素年代特定法によると、およそ1000年前に造られたとされていますよ。」
「そうなんだ。」

「放射性炭素年代特定法と言えば、地中などに埋もれていた動物や植物などの生きていた年代を調べる方法の中に「放射性炭素年代測定法」と呼ばれる方法があります。土器などに付いた僅かなススからでも年代を特定することが出来るのですが、これは加速器質量分析計(AMS)と呼ばれる装置を使えば、1ミリグラムほどのサンプルでも年代を測ることが可能になっているからです。」

「しかし、何のために造られたのかは、記録が残っていないため不明ですね。」
「そうなんですか。」

「調査が今でも続けられていますよ。」
「なるほど。」

「長い間打ち棄てられていたために、全容解明までにはしばらく時間がかかりそうですね。」
「はい。」

「おそらく、当時からこの地で行われていた金の採掘と流通に関連した住まいや保管庫として造られていたのではないかと考えられますね。」
「そうなんですか。」

「サハラ砂漠を使用した金の流通は昔から盛んですね。」
「はい。」

「最盛期は、14世紀から17世紀前後ですよ。」
「はい。」

「最終的に放棄されたのは、19世紀ですね。」
「そうなんですか。」

「わざわざ高い外壁を造ったのは、当時から金の採掘における利権争いが絶えなかったので、防衛を行う目的であった面が大きいと推測できますね。」
「はい。」

「お金になるビジネスは、とかく争いの原因になりますね。」
「そうですね。」

「この石垣の建造を行ったのは、ロロン人ともクランゴ人とも言われていますよ。」
「はい。」

「ロロン人と言えば、ロロペニ世界遺産のこの石壁群は、かつてサハラで行われていた黄金取引用の砦跡で、高さ6mの外壁と仕切りの役割を担った内壁、及び建造物の痕跡から構成されています。1000年以上の歴史を持つ遺跡と考えられ、建築したのはロロン人かクランゴ人と考えられています。」

「この地に多数ある石垣の中から、状態のいい10箇所がロロペニの遺跡群として2009年に世界遺産に指定されましたよ。」
「わかりました。」

「類似の石造りの構造物は、多数点在していますよ。」
「はい。」

「この場所の保存状態が突出して良好であることも、指定された理由ですよ。」
「なるほど。」

「石垣は赤色の風化土であるラテライトと石でできていますよ。」
「はい。」

「赤色の風化土であるラテライトと言えば、主として鉄およびアルミニウムに富む土壌のことである。」

「サバンナの中にいくつもの石垣群がある光景は、一度お目にかけたいですね。」
「そうしたいですね。」

「但し、熱帯地方にあるため、雨風、特にスコールにより風化や劣化が進行中ですよ。」
「それは心配ですね。」

「最も危機に瀕しているワールド・モニュメント・ウォッチ・リスト100選にも選ばれ、崩壊の危機に瀕していますよ。」
「そうなんだ。」

「ワールド・モニュメント・ウォッチ・リストと言えば、ワールド・モニュメント財団(World Monuments Fund: WMF)はニューヨークに拠点を置く民間の非営利組織であり、フィールズワーク、アドボカシー、助成金交付、教育および人材育成を通して世界中の歴史的建造物や文化遺産の保存に取り組んでいる。WMFが指定する「ワールド・モニュメント・ウォッチ・リストは、危機に瀕している世界のモニュメントリストのことである。」

「解決策は、見い出せていないのも現状ですよ。」
「心配ですね。」

「ブルキナファソは、日本人にはなじみの薄い国ですね。」
「そうですね。」

「しかし、日本は1979年より経済支援を開始し、大使館も国内に出来る比較的良好な関係を保っている国でもありますよ。」
「そうなんですか。」

「本国内には日本料理店が誕生し、日本の食の文化を伝えていますよ。」
「そうなんだ。」

「このブルキファソの世界遺産ロロペニの遺跡群は、まだまだ大きな謎だらけの遺跡ですね。」
「そうですね。」

「今後の調査結果に大いに期待が持てる場所であることは確かですよ。」
「なるほど。」

「ブルキナファソのロロペニの遺跡群は、一度見てみたい場所ですね。」
「わかりました。」

モロッコの世界遺産や観光地~フェズ旧市街・マラケシュ旧市街・アイット=ベン=ハドゥの集落・古都メクネス・ヴォルビリスの古代遺跡・テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)・エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)・マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市~

「モロッコの世界遺産や観光地~フェズ旧市街・マラケシュ旧市街・アイット=ベン=ハドゥの集落・古都メクネス・ヴォルビリスの古代遺跡・テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)・エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)・マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市~」
モロッコの世界遺産や観光地~フェズ旧市街・マラケシュ旧市街・アイット=ベン=ハドゥの集落・古都メクネス・ヴォルビリスの古代遺跡・テトゥアン旧市街(旧名ティタウィン)・エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)・マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市~
モロッコ 世界遺産 観光地

アルジェリアの世界遺産とアフリカ最大国の魅力~ベニ・ハンマードの城塞・タッシリ・ナジェール・ティパサ・ジェミラ・ティムガッド・ムサブの谷・アルジェのカスバ~

「アルジェリアの世界遺産とアフリカ最大国の魅力~ベニ・ハンマードの城塞・タッシリ・ナジェール・ティパサ・ジェミラ・ティムガッド・ムサブの谷・アルジェのカスバ~」
アルジェリアの世界遺産とアフリカ最大国の魅力~ベニ・ハンマードの城塞・タッシリ・ナジェール・ティパサ・ジェミラ・ティムガッド・ムサブの谷・アルジェのカスバ~
アルジェリア 世界遺産 アフリカ最大国

南アフリカ共和国の世界遺産と人類発祥の地~イシマンガリソ湿地公園・ケープ植物区系地方の保護地区群・フレデフォート・ドーム・スタークフォンテン、スワートクランズ、クロムドライ及び周辺地域の人類化石遺跡群・ロベン島・マプングブエの文化的景観・リフタスフェルトの文化的・植物的景観・ウクハランバ・ドラケンスバーグ公園~

「南アフリカ共和国の世界遺産と人類発祥の地~イシマンガリソ湿地公園・ケープ植物区系地方の保護地区群・フレデフォート・ドーム・スタークフォンテン、スワートクランズ、クロムドライ及び周辺地域の人類化石遺跡群・ロベン島・マプングブエの文化的景観・リフタスフェルトの文化的・植物的景観・ウクハランバ・ドラケンスバーグ公園~」
南アフリカ共和国の世界遺産と人類発祥の地~イシマンガリソ湿地公園・ケープ植物区系地方の保護地区群・フレデフォート・ドーム・スタークフォンテン、スワートクランズ、クロムドライ及び周辺地域の人類化石遺跡群・ロベン島・マプングブエの文化的景観・リフタスフェルトの文化的・植物的景観・ウクハランバ・ドラケンスバーグ公園~
南アフリカ共和国 世界遺産 人類発祥の地

アフリカの世界遺産と雄大な自然~ウガンダのブウィンディ原生国立公園・カスビのブガンダ歴代国王の墓・ケニアのケニア山国立公園と自然林・トゥルカナ湖国立公園群・グレートリフトバレーのケニア湖水システム・ラム旧市街・セイシェルのアルダブラ環礁・ヴァレ・ド・メ自然保護区~

「アフリカの世界遺産と雄大な自然~ウガンダのブウィンディ原生国立公園・カスビのブガンダ歴代国王の墓・ケニアのケニア山国立公園と自然林・トゥルカナ湖国立公園群・グレートリフトバレーのケニア湖水システム・ラム旧市街・セイシェルのアルダブラ環礁・ヴァレ・ド・メ自然保護区~」
アフリカの世界遺産と雄大な自然~ウガンダのブウィンディ原生国立公園・カスビのブガンダ歴代国王の墓・ケニアのケニア山国立公園と自然林・トゥルカナ湖国立公園群・グレートリフトバレーのケニア湖水システム・ラム旧市街・セイシェルのアルダブラ環礁・ヴァレ・ド・メ自然保護区~
アフリカ 世界遺産 雄大な自然

アフリカの世界遺産と大航海時代や奴隷貿易の歴史と旅~ガーナのヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群・ガーボベルデのリベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ・ガンビアのクンタ・キンテ島と関連遺跡群・ギニアのニンバ山厳正自然保護区・コートジボワールのタイ国立公園・セネガルのニョコロ=コバ国立公園・トーゴのバタマリバ人の土地クタマク・セネガルのサン=ルイ島~

「アフリカの世界遺産と大航海時代や奴隷貿易の歴史と旅~ガーナのヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群・ガーボベルデのリベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ・ガンビアのクンタ・キンテ島と関連遺跡群・ギニアのニンバ山厳正自然保護区・コートジボワールのタイ国立公園・セネガルのニョコロ=コバ国立公園・トーゴのバタマリバ人の土地クタマク・セネガルのサン=ルイ島~」
アフリカの世界遺産と大航海時代や奴隷貿易の歴史と旅~ガーナのヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群・ガーボベルデのリベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ・ガンビアのクンタ・キンテ島と関連遺跡群・ギニアのニンバ山厳正自然保護区・コートジボワールのタイ国立公園・セネガルのニョコロ=コバ国立公園・トーゴのバタマリバ人の土地クタマク・セネガルのサン=ルイ島~
アフリカ 世界遺産 大航海時代 奴隷貿易 歴史 旅

アフリカ中央部の世界遺産~ガボンのロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観・カメルーンのジャー動物保護区・コンゴのヴィルンガ国立公園・ガランバ国立公園・オカピ野生生物保護区・中央アフリカのマノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園・モーリタニアのバン・ダルガン国立公園・ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール~

「アフリカ中央部の世界遺産~ガボンのロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観・カメルーンのジャー動物保護区・コンゴのヴィルンガ国立公園・ガランバ国立公園・オカピ野生生物保護区・中央アフリカのマノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園・モーリタニアのバン・ダルガン国立公園・ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール~」
アフリカ中央部の世界遺産~ガボンのロペ=オカンダの生態系と残存する文化的景観・カメルーンのジャー動物保護区・コンゴのヴィルンガ国立公園・ガランバ国立公園・オカピ野生生物保護区・中央アフリカのマノヴォ=グンダ・サン・フローリス国立公園・モーリタニアのバン・ダルガン国立公園・ウアダン、シンゲッティ、ティシット、ウアラタの古いクスール~
アフリカ中央部 世界遺産

アフリカの世界遺産と古代芸術~ザンビア・ジンバブエのモシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝・ジンバブエのグレート・ジンバブエ遺跡・カミ遺跡群・マトボの丘群・ナミビアのトゥウェイフルフォンテーン・ボツワナのツォディロ・ナイジェリアのスクルの文化的景観・オシュン=オショグボの聖なる木立~

「アフリカの世界遺産と古代芸術~ザンビア・ジンバブエのモシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝・ジンバブエのグレート・ジンバブエ遺跡・カミ遺跡群・マトボの丘群・ナミビアのトゥウェイフルフォンテーン・ボツワナのツォディロ・ナイジェリアのスクルの文化的景観・オシュン=オショグボの聖なる木立~」
アフリカの世界遺産と古代芸術~ザンビア・ジンバブエのモシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝・ジンバブエのグレート・ジンバブエ遺跡・カミ遺跡群・マトボの丘群・ナミビアのトゥウェイフルフォンテーン・ボツワナのツォディロ・ナイジェリアのスクルの文化的景観・オシュン=オショグボの聖なる木立~
アフリカ 世界遺産 古代芸術

アフリカの世界遺産と旧市街や古代遺跡および文化遺産~スーダンのゲベル・バルカルとナパタ地域遺跡群・メロエ島の考古遺跡群・リビアのレプティス・マグナの古代遺跡・ガダーミスの旧市街・キュレネの考古学遺跡・マリのジェンネ旧市街・トンブクトゥ・ベナンのアボメイの王宮群~

「アフリカの世界遺産と旧市街や古代遺跡および文化遺産~スーダンのゲベル・バルカルとナパタ地域遺跡群・メロエ島の考古遺跡群・リビアのレプティス・マグナの古代遺跡・ガダーミスの旧市街・キュレネの考古学遺跡・マリのジェンネ旧市街・トンブクトゥ・ベナンのアボメイの王宮群~」
アフリカの世界遺産と旧市街や古代遺跡および文化遺産~スーダンのゲベル・バルカルとナパタ地域遺跡群・メロエ島の考古遺跡群・リビアのレプティス・マグナの古代遺跡・ガダーミスの旧市街・キュレネの考古学遺跡・マリのジェンネ旧市街・トンブクトゥ・ベナンのアボメイの王宮群~
アフリカ 世界遺産 旧市街 古代遺跡 文化遺産

アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区・アツィナナナの雨林・マラウイのチョンゴニの岩絵地域・モザンビークのモザンビーク島・モーリシャスのアープラヴァシ・ガート・ル・モーンの文化的景観・ニジェールのW国立公園・ブルキナファソのロロペニの遺跡群~

「アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区・アツィナナナの雨林・マラウイのチョンゴニの岩絵地域・モザンビークのモザンビーク島・モーリシャスのアープラヴァシ・ガート・ル・モーンの文化的景観・ニジェールのW国立公園・ブルキナファソのロロペニの遺跡群~」
アフリカの世界遺産と自然の旅~マダガスカルのツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区・アツィナナナの雨林・マラウイのチョンゴニの岩絵地域・モザンビークのモザンビーク島・モーリシャスのアープラヴァシ・ガート・ル・モーンの文化的景観・ニジェールのW国立公園・ブルキナファソのロロペニの遺跡群~
アフリカ 世界遺産 自然の旅

世界遺産のおすすめ~基礎・人気・日本・ユネスコ~

「世界遺産のおすすめ~基礎・人気・日本・ユネスコ~」
世界遺産のおすすめ~基礎・人気・日本・ユネスコ~
世界遺産 おすすめ







1



4



8



100



5



6



99



3



2



98



9



7



10



97



11



12



96



13



14



95



15



94



16



93



17



92



18



91



19



90



20



89



21



88



22



87



23



86



24



85



25



26



84



27



28



83



29



82



30



81



31



80



32



79



33



78



34



77



35



76



36



75



37



74



38



73



39



72



40



71



41



70



42



69



43



68



44



67



45



66



46



65



47



64



48



63



49



62



61



50



60



51



59



52



58



53



57



54



56



55