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イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ダラム城と大聖堂・ロンドン塔・ブレナム宮殿・バース市街・ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園・ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会・カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会・ダーウェント峡谷の工場群~





イギリス 世界遺産 イングランド 歴史 建造物

イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物

「世界遺産と言えば、近年の日本ではマヤ文明に関連する世界遺産が人気を博していますね。」
「そうですね。」

「震災などへの不安と予言への好奇心から、ツアーに参加する人が多いようですね。」
「はい。」

「このような流行でもなければ、世界遺産に行こうと思うことはないのでしょうか。」
「そうですね。」

「現に、世界遺産に行ったことがある人は、中々いませんね。」
「はい。」

「日本は不況の真最中なので、「こんな時に旅行なんて!」という人の方が多いかも知れませんね。」
「はい。」

「しかし、世界遺産は行こうと思った時がその時ですよ。」
「そうなんだ。」

「「いつか行ける」と思い続けていると、行けないまま月日が経ってしまいますよ。」
「はい。」

「世界には、価値観を一気に変えてくれる世界遺産が山ほどありますよ。」
「はい。」

「一つくらいは、外国の世界遺産を見ておくのも悪くないでしょう。」
「そうですね。」

「世界で最も世界遺産のある国はイタリアですね。」
「そうなんですか。」

「不思議と有名な世界遺産が集まっているのは、イタリアよりもイギリスですよ。」
「そうなんだ。」

「現に皆さんは、イタリアの世界遺産を挙げてと言われて、いくつくらい世界遺産が浮かぶか数えて欲しいと思います。」
「えーっと。」

「よほど詳しい人でないと、イタリアの世界遺産のことは把握していませんね。」
「そうですね。」

「そこまで世界遺産を保有していないイギリスの方が、有名な世界遺産をいくつも保有していますよ。」
「はい。」

「「この国って、そんなに色んな世界遺産があったっけ?」という方もいると思われますね。」
「そうなんだ。」

「以下の名前を見て頂ければ、きっとピンと来る筈ですよ。」
「はい。」

「まず、イギリスには、「ロンドン塔」を始め、「カンタベリー大聖堂」や「ウェストミンスター宮殿」、「ストーンヘンジ」などがありますね。」
「そうですね。」

「カンタベリーと言えば、イギリス・イングランド南東部ケント州東部に位置するシティオブ・カンタベリーの中心エリアである。中世から代表的な巡礼地として栄えてきた。」

「ストーンヘンジと言えば、ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石(ストーンサークル)のことである。現在のイギリス人、アングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時にはすでに存在していた。」

「ウェストミンスター宮殿と言えば、イギリス、ロンドンの中心部テムズ川河畔に存在する宮殿である。現在英国議会が議事堂として使用している。併設されている時計塔(ビッグ・ベン)と共にロンドンを代表する景色として挙げられる。所在地はロンドンのミルバンク。」

「カンタベリー大聖堂と言えば、イギリスのイングランド南東部ケント州のカンタベリーにある教会で、イギリス国教会の総本山である。7世紀にカンタベリーのアウグスティヌスがイギリスに布教し、修道院として建設された。」

「ロンドン塔と言えば、イギリスの首都のロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞である。正式には「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれるように、現在も儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所などとして使用されている。その景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれる。」

「これらのものは、まだ有名なもののほんの一部に過ぎませんよ。」
「そうなんですか。」

「他にもこの国には、「ゴフ島とイナクセシブル島(1995年登録)」、「ドーセットと東デヴォンの海岸(2001年登録)」などの自然遺産もありますよ。」
「そうなんだ。」

「東デヴォンと言えば、ジュラシック・コーストは、イングランド南部のイギリス海峡に面した海岸である。2001年に「ドーセットと東デヴォンの海岸」と言う登録名で、ユネスコの世界遺産に登録された。」

「ドーセットと言えば、イングランド南西部の地域で、ドーセット州とも呼ばれる。かつてはドーセットシャーとも呼ばれていた。州都はドーチェスターである。」

「イナクセシブル島と言えば、南大西洋に浮かぶイギリスの海外領土、トリスタンダクーニャ諸島にある小島で、「近寄りがたい島」を意味する。トリスタンダクーニャ島から南西32Kmに位置する面積14km2の火山性の島で、2004年に、ユネスコの世界遺産に登録されていた近隣のゴフ島を拡大登録する形で、自然遺産として登録された。」

「ゴフ島と言えば、南大西洋にあるイギリス領の火山島である。トリスタンダクーニャの350km南東、南緯40度21分、西経09度53分に位置する。定住者はおらず、1956年からイギリスや南アフリカが維持している気象観測所の職員がいるだけである。したがって、正式には無人島としての扱いである。行政上はイギリスの海外領土「セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ」の一部で、トリスタンダクーニャの属島とされる。」

「イギリスには、世界遺産をよく知らない人でも、知っている世界遺産がこんなにも豊富に現存していますよ。」
「はい。」

「しかも、この国はハリーポッターの国でもありますね。」
「そうですね。」

「ハリーポッターと言えば、ハリー・ジェームズ・ポッターは、J・K・ローリングの小説ハリー・ポッターシリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。ハリーポッター本作の主人公。ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮に所属する男子生徒。出生時に下された予言により、闇の魔法使いヴォルデモートを倒す宿命を負う。」

「近年では、若い男女から絶大な人気がありますよ。」
「そうなんだ。」

「「気になる場所がたくさんあるのは分かったけど、世界遺産だけを見に行くのはちょっと…」という方は、このようなツアーに参加しながら、世界遺産もチラッと見ると良いのではないでしょうか。」
「わかりました。」

「この国の場合はミステリーツアーもかなり頻繁におこなわれていますよ。」
「はい。」

「ミステリーツアーと言えば、旅行企画の一種である。大別すると、(1)「旅行の目的地が出発まで明かされない」という行き先不明のツアー(2)「謎解きやミステリー劇に参加しながら旅行する」というイベント型のツアーの2種類がある。」

「「神秘的なことが大好きだけど、何となくミステリーツアーってオカルトなイメージがあるから参加しにくいんだよな~」という人でも、堂々と参加できますよ。」
「はい。」

「自然遺産も豊富で、文化遺産もたくさんある国ですよ。」
「そうなんだ。」

「時間とお金に余裕のある方は、すべての世界遺産を回ってみるのも良いかも知れませんね。」
「はい。」

「「さすがにそこまではできないけど、自然遺産も文化遺産をそれぞれ一カ所ずつ見たい」という方は、ウェストミンスター宮殿とストーンヘンジの二カ所を観光するのがおススメですよ。」
「そうなんだ。」

「接近している世界遺産なので、移動がスムーズですよ。」
「はい。」

「もし、自然遺産も文化遺産も見たいけど時間がないのであれば、美しい川沿いにある文化遺産である「ダラム城と大聖堂」をチェックしてください。」
「わかりました。」

「ダラム城と言えば、イギルス・ダラムにあるノルマン様式建築の城である。1840年より全体がダラム大学学生寮となっている。城はダラム大聖堂と共にウェア川を見下ろす丘の上に立つ。」

「この国には、日本人が好むような世界遺産が様々なエリアに点在していますよ。」
「そうなんですか。」

「調べてみればきっと、「生きているうちに絶対に見ておきたい」と思う世界遺産が見つかる筈ですよ。」
「はい。」

「ヨーロッパの世界遺産に興味のある方は、是非チェックしましょう。」
「わかりました。」

「もちろん、美味しいレストランもたくさんありますよ。」
「はい。」

「是非、郷土料理を楽しんでください。」
「はい。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ダラム城と大聖堂~

「イギリスにある世界遺産をいくつかご紹介しましょう。」
「お願いします。」

「やはり「文化遺産だけでは物足りない」という方もいれば、「自然遺産だけ見るのはちょっと…」という方もいらっしゃいますね。」
「そうですね。」

「どの世界遺産が良いか、悩ましく思ってしまう方が多くいらっしゃると思われます。」
「はい。」

「もし、行きたい世界遺産が決まらないのであれば、「ダラム城と大聖堂」を観光してはいかがでしょう。」
「わかりました。」

「ダラム城と言えば、イギルス・ダラムにあるノルマン様式建築の城である。1840年より全体がダラム大学学生寮となっている。城はダラム大聖堂と共にウェア川を見下ろす丘の上に立つ。」

「この場所は、ダラム州のダラム市にある世界遺産ですよ。」
「はい。」

「ダラム市と言えば、イングランド北東部に位置するダラム州にあるシティである。古い遺産に囲まれており、ダラム城とダラム大聖堂は、ユネスコの世界遺産に登録されている。市街にはイングランドで三番目に伝統のあるダラム大学の施設やカレッジが点在して、多くの学生がいる事もあり、オックスフォード、ケンブリッジと同様に大学都市の特徴もある。市の人口は42,939人(2001年)。」

「ダラム州と言えば、ダラムはイギリス、イングランド北部、ダラム州の州都である。」

「ロマネスク調を基として造られた堅牢な建造物になっていますよ。」
「はい。」

「イギリスの北東部で、最も地元の人々から愛されている世界遺産とされていますよ。」
「そうなんだ。」

「この世界遺産は、非常に穏やかな雰囲気の中に佇んでいる文化遺産ですよ。」
「はい。」

「ダラム城と大聖堂の中では、聖人・リンデスファーンの7世紀の聖遺物を見学することができますよ。」
「はい。」

「聖人・リンデスファーンと言えば、ダラム大聖堂は、教会の建物とリンディスファーン島(現在のイングランド北東部にあたるノーザンブリアの沖にある島で、聖域とされた)の聖人リンデスファーンのカスバード(7世紀)の聖遺物を保有しており、一般公開されている。」

「さらに、奥にはセント・オズワルド・オブ・ノーザンブリアの頭の部分と、聖ベーダの遺体が収容されていますよ。」
「そうなんですか。」

「聖ベーダと言えば、ベーダ (672年/673年 - 735年5月26日) はイングランドのキリスト教聖職者・歴史家・教会博士である。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・正教会で聖人。9世紀以降から尊敬すべきベーダと呼ばれる。」

「セント・オズワルド・オブ・ノーザンブリアと言えば、ダラム大聖堂には、セント・オズワルド・オブ・ノーザンブリア(オズワルド王)の頭部と、聖ベーダの遺体も安置されている。」

「1986年にユネスコの世界遺産に認定されましたよ。」
「はい。」

「年を通して、絶え間なく各国からの観光客が訪れる場所ですね。」
「そうなんだ。」

「ダラム城と大聖堂は、ウィア川と呼ばれるU字型の川に囲まれていますよ。」
「はい。」

「ウィア川と言えば、イングランド、ダラム市を流れる川である。」

「周辺のロケーションが非常に美しく、水辺から見上げると66メートルもある大聖堂の塔がハッキリと視界に映るようになっていますよ。」
「はい。」

「高い天井が特徴的で、何かと首が痛くなる世界遺産ですね。」
「そうなんだ。」

「ひねって首を痛めないように注意ですよ。」
「はい。」

「この塔を見て、何かを思い出す方がいらっしゃると思われます。」
「なんでしょう。」

「実は、このダラム城と大聖堂という世界遺産は、映画「ハリー・ポッター」で最も主要なポイントと言える「ホグワーツ魔法魔術学校」の舞台になっている場所でもありますよ。」
「そうなんですか。」

「映画「ハリー・ポッター」で最も主要なポイントと言える「ホグワーツ魔法魔術学校」と言えば、ダラム城と大聖堂という世界遺産は、映画「ハリー・ポッター」で最も主要なポイントであるとも言える「ホグワーツ魔法魔術学校」の舞台になっている場所です。」

「到着して初めて気づくサプライズ要素がたくさんありますよ。」
「はい。」

「何かと興奮できる装飾がたくさん見つかる世界遺産ですよ。」
「はい。」

「ハリーポッターのファンの方はもちろん、映画のロケ地巡りをしている方なども、是非見学してください。」
「わかりました。」

「ハリーポッターと言えば、ハリー・ジェームズ・ポッターは、J・K・ローリングの小説ハリー・ポッターシリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。ハリーポッター本作の主人公。ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮に所属する男子生徒。出生時に下された予言により、闇の魔法使いヴォルデモートを倒す宿命を負う。」

「ここの大聖堂にある塔は、日本円にして五百円ほどで上まで上ることができますよ。」
「そうなんだ。」

「ただし、上りづらい上に人が多い日に入場するとやや混み合ってしまいますよ。」
「はい。」

「お子さんをお連れの方は、注意して上るようにしましょう。」
「はい。」

「大聖堂は敷地が広く、歩き回るだけでかなり疲れる場所ですよ。」
「そうなんですか。」

「しっかり観光しようとすると、意外と体力を消耗しますよ。」
「はい。」

「たくさん歩き回って疲れた時は、建物内にコーヒーが飲めるカフェテリアもありますよ。」
「それは助かりますね。」

「そちらを利用してください。」
「わかりました。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ロンドン塔~

「イギリスの世界遺産「ロンドン塔」は、1988年に登録されましたよ。」
「はい。」

「ロンドン塔と言えば、イギリスの首都のロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞である。正式には「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれるように、現在も儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所などとして使用されている。その景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれる。」

「世界遺産の中でも、類を見ないほど実に多様な使われ方をしてきた建造物ですね。」
「そうなんですか。」

「元々は、要塞として建築されましたよ。」
「はい。」

「宮殿、監獄、処刑場、武器庫、宝物庫としても利用されましたよ。」
「はい。」

「その後、銀行、動物園、造幣所、天文台としても利用された歴史を持っていますよ。」
「そうなんですか。」

「ロンドン塔は、イギリスの他の世界遺産や名所・旧跡に比べて、非常に多くの観光客が訪れる人気スポットとなっていますよ。」
「そうなんだ。」

「その理由は、多くの身分の高い王族・皇族や有名人が投獄され、打ち首と言う残虐な処刑が行われた血みどろの歴史を持った場所であることですね。」
「ヘーッ。」

「さらに、南アフリカ政府が英国王室に贈呈したと言う「カリナン」と呼ばれ、500カラットを超える世界最大級の大きなダイヤモンドを始め、イギリス歴代の王室に伝わる王冠・宝剣・宝石などの豪華な装飾品の数々が展示されていることですね。」
「そうなんですか。」

「南アフリカ政府が英国王室に贈呈したと言う「カリナン」と呼ばれ、500カラットを超える世界最大級の大きなダイヤモンドと言えば、ロンドン塔は、イギリスの他の世界遺産や名所・旧跡に比べても非常に多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。その理由は、南アフリカ政府が英国王室に贈呈したと言う「カリナン」と呼ばれ、500カラットを超える世界最大級の大きなダイヤモンドを始め、イギリス歴代の王室に伝わる王冠・宝剣・宝石などの豪華な装飾品の数々が展示されていることにあるためです。」

「この世界遺産のロンドン塔は、イギリス・ロンドン中心部の東部テムズ川の河畔、ロンドンブリッジの側に18エーカー(約2.2万坪)という広大な敷地に、灰色の石灰岩でできた頑丈な外壁に囲まれていますよ。」
「はい。」

「ロンドンブリッジと言えば、ロンドンを流れるテムズ川にかかる橋である。タワーブリッジとキャノン・ストリート鉄道橋の間に位置する。市内のシティとサザクを結び、プール・オブ・ロンドンの西端に位置する。この橋の架かる位置には古くから、何度も橋が架けられては倒壊しており、その回数の多さから『ロンドン橋落ちた』という民謡が生まれた。1750年にウェストミンスター・ブリッジが架けられるまでロンドン市内でテムズ川に架かる橋としては唯一のものであった。」

「テムズ川と言えば、南イングランドを流れる川であり、ロンドンを海とつないでいる。代表的なエスチュアリーの入り江をつくる河川である。テムズ川は346kmの長さである。コッツウォルズの丘の近くのケンブル村に源泉がある。」

「尚、ロンドン塔は、正式な名称でなく、正式名称は「女王陛下の宮殿にして要塞」という長い名前がついていますよ。」
「そうなんだ。」

「敷地内には、数多くの塔や建造物があり、その中で多くのさまざまな歴史模様が繰り広げられてきましたよ。」
「はい。」

「ロンドン塔の中心にある建物が、イギリスを征服したウィリアム1世が11世紀後半に最初に要塞として建造した四隅に塔のあるロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーですね。」
「そうなんだ。」

「ロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーと言えば、ロンドン塔の中心部にある建物が、イギリスを征服したウィリアム1世が11世紀後半に最初に要塞として建造した四隅に塔のあるロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーです。ホワイトタワーの内部には、中世の国王などが使った甲冑や武器、そして国王が使用したと思われる愛馬を見事に彫刻した木製の馬などが展示されています。」

「ウィリアム1世と言えば、ウィリアム1世(1027年 - 1087年9月9日)は、イングランド王(在位:1066年 - 1087年)である。通称は征服王或いは、庶子王。ノルマンディー公(ギヨーム2世、在位:1035年 - 1087年)でもあった。イングランドを征服し(ノルマン・コンクエスト)、ノルマン朝を開いて現在のイギリス王室の開祖となった。」

「ホワイトタワーの内部には、中世の国王などが使った甲冑や武器、国王が使用したと思われる愛馬を見事に彫刻した木製の馬などが展示されていますよ。」
「はい。」

「ホワイトタワーの南側に、トレイターズ・ゲート(裏切りの門)がありますよ。」
「はい。」

「トレイターズ・ゲート(裏切りの門)と言えば、ホワイトタワーの南側にかつてのテムズ川に面したセントトーマスタワーにあるトレイターズ・ゲート(裏切りの門)は、後に多数の処刑者や投獄者がここから、ロンドン塔の中の監獄に入れられるために通った門です。」

「ロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーと言えば、ロンドン塔の中心部にある建物が、イギリスを征服したウィリアム1世が11世紀後半に最初に要塞として建造した四隅に塔のあるロンドン塔のシンボルであるホワイトタワーです。ホワイトタワーの内部には、中世の国王などが使った甲冑や武器、そして国王が使用したと思われる愛馬を見事に彫刻した木製の馬などが展示されています。」

「かつてのテムズ川に面したセントトーマスタワーにあるトレイターズ・ゲートは、後に多数の処刑者や投獄者が、ロンドン塔の中の監獄に入れられるために通った門ですよ。」
「そうなんだ。」

「テムズ川に面したセントトーマスタワーと言えば、ホワイトタワーの南側にかつてのテムズ川に面したセントトーマスタワーがあります。」

「投獄されながらも、後に女王になったエリザベス1世や国王ヘンリー8世の第二妃でありながら打ち首の処刑となって、その恨みから幽霊になって現れたと言う目撃情報が多数あるアン・ブーリンらがここを通って投獄されましたよ。」
「はい。」

「アン・ブーリンと言えば、イングランド王ヘンリー8世の2番目の王妃(1533年結婚、1536年離婚)、エリザベス1世の生母である。父の代で名字の綴りを Bullen から Boleyn に変更したが、アン自身も Nan Bullen と呼ばれることがあった。」

「国王ヘンリー8世と言えば、テューダー朝のイングランド王(在位:1509年4月22日(戴冠は6月24日) - 1547年1月28日)、アイルランド王(在位:1541年 - 1547年)。イングランド王ヘンリー7世の次男。 フランス王位への要求も継続した。」

「エリザベス1世と言えば、エリザベス1世は、イングランドとアイルランドの女王(在位:1558年 - 1603年)である。テューダー朝第5代にして最後の国王。別名は処女王、グロリアーナ(「栄光あるもの」の意)、よき女王エリザベスである。」

「このセントトーマスタワーのすぐ近くには、ブラディータワー(血の塔)がありますよ。」
「はい。」

「ブラディータワー(血の塔)と言えば、セントトーマスタワーのすぐ近くには、ブラディータワー(血の塔)があります。この塔では、13歳で即位したエドワード5世とその弟が幽閉後、処刑されています。その遺骨と推定される骨は、200年後にようやくホワイトタワー内に埋められていたのが発見されています。」

「この塔では、13歳で即位したエドワード5世とその弟が幽閉後、処刑されていますよ。」
「そうなんだ。」

「13歳で即位したエドワード5世と言えば、イギリス、ヨーク朝のイングランド王 (在位 1483.4.9.~6.25.)である 。父のエドワード4世を継いで 13歳で即位したが,2ヵ月後叔父のグロスター伯リチャード (リチャード3世 ) に,庶子と宣言されて王位を奪われ,9歳の弟とともにロンドン塔で殺された。」

「その遺骨と推定される骨は、200年後にようやくホワイトタワー内に埋められていたのが発見されていますよ。」
「はい。」

「このブラディータワーに隣接したウェイクフィールドタワーには、ここで行われた拷問に関する資料の展示がされていますよ。」
「はい。」

「ウェイクフィールドタワーと言えば、ブラディータワーに隣接したウェイクフィールドタワーには、ここで行われたであろう拷問に関する資料の展示がされています。」

「ブラディータワー(血の塔)と言えば、セントトーマスタワーのすぐ近くには、ブラディータワー(血の塔)があります。この塔では、13歳で即位したエドワード5世とその弟が幽閉後、処刑されています。その遺骨と推定される骨は、200年後にようやくホワイトタワー内に埋められていたのが発見されています。」

「ホワイトタワーの西側にあるタワーグリーンと呼ばれる広場では、打ち首の処刑が行われた場所ですよ。」
「そうなんだ。」

「ホワイトタワーの西側にあるタワーグリーンと呼ばれる広場と言えば、ホワイトタワーの西側にあるタワーグリーンと呼ばれる広場では、打ち首の処刑が行われた場所です。」

「ロンドン塔は、クラウン・ジュエル(イギリス王室の儀式用の宝石類)の保管場所としても有名ですよ。」
「そうなんですか。」

「それらは、ウォータールーブロックという建物がジュエルハウス(宝物庫)となり、ここに展示されていますよ。」
「はい。」

「この建物は、ホワイトタワーのすぐ北側にありますよ。」
「はい。」

「建物内は撮影禁止ですよ。」
「そうなんだ。」

「ロンドン塔は、人間の欲望が渦巻き、最も醜悪で残虐な方法での拷問・処刑が行われた場所ですよ。」
「はい。」

「その人間模様が織りなした歴史が感じ取れる、実に興味深い世界遺産ですね。」
「はい。」

「事前に歴史を調べることで、ロンドン塔への興味と訪問した時の感動が大きくなることでしょう。」
「そうですね。」

「ロンドン塔を一通り見るには、2~3時間は見ておく必要がありますよ。」
「わかりました。」

「ロンドン塔で建物にまつわること以外で有名なことは、ロンドン塔で飼われているカラスと、ビフィーターと呼ばれる衛兵がありますよ。」
「はい。」

「カラスは、17世紀中頃から終わりにかけて在位したチャールズ2世の時代に、大カラスがロンドン塔を去るとイギリス王室が崩壊を迎えるという予言を受け、一定数のカラスを飼うことになったと言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「チャールズ2世と言えば、王政復古期ステュアート朝のイングランド、スコットランド、アイルランドの王(在位:1660年5月29日 - 1685年2月6日)である。」

「そのカラスは、処刑された人の肉を食べるために集まったカラスですよ。」
「はい。」

「6羽が飼われ、飛べないように羽を切られていますよ。」
「そうなんですか。」

「ビフィーターは、正式名称はヨーマン・ウィーダーと言いますよ。」
「はい。」

「ビフィーター(肉を食べる人)と呼ばれ正式名称ヨーマン・ウィーダーである衛兵と言えば、ビフィーターは、正式名称はヨーマン・ウィーダーと言います。 ビフィーターはビーフ・イーター(肉を食べる人)の意味で、昔、衛兵に肉を給与の一部として与えていたことからそう呼ばれています。」

「ビフィーターは、ビーフ・イーター(肉を食べる人)の意味ですよ。」
「そうなんだ。」

「昔、衛兵に肉を給与の一部として与えていたことからそう呼ばれていますよ。」
「はい。」

「現代のビフィーターは、退役軍人が務めていますよ。」
「はい。」

「当時の服装を着用し、見学ツアーの説明を面白く、かつ興味深く語ってくれることで人気がありますよ。」
「そうなんだ。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ブレナム宮殿~

「イギリスの世界遺産「ブレナム宮殿」は、ロンドンから北西方向へ約90キロメートル離れた、オックスフォード郊外のウッドストックにありますよ。」
「はい。」

「オックスフォードと言えば、イングランド、オックスフォードシャーのシティかつ非都市ディスクリストである。人口は134,248人(2001年国勢調査)。英語圏において最も古い大学であるオックスフォード大学の拠点である。オックスフォードは「夢見る尖塔の都市」として知られる。」

「ブレナム宮殿と言えば、イギリスのオックスフォード近郊のウッドストック(英語版)にある宮殿である。マールバラ公ジョン・チャーチルが、スペイン継承戦争中のブレンハイム(ブレナム)の戦いで立てた戦功によって当時のアン女王から贈られた大邸宅。バロック様式で、建築家ジョン・ヴァンブラの設計による。彼の子孫で、第二次世界大戦中の首相であったウィンストン・チャーチルの生家でもある。1987年に世界遺産に登録されている。」

「1987年に世界遺産に登録されましたよ。」
「はい。」

「ブレナム宮殿は、王室が住んでいる建造物ではありませんよ。」
「そうなんですか。」

「18世紀の始めスペインの王位継承者を争ってヨーロッパ各国が入り乱れて行った戦争で、ジョン・チャーチルという貴族がドイツのブレンハイム(英語名ブレナム)という場所でフランス軍を破りましたよ。」
「はい。」

「ドイツのブレンハイム(英語名ブレナム)と言えば、ブレンハイムは、ドイツ南部ドナウ川に臨む古戦場である。ブレニム、ブレナム、もしくはブレンハイム(Blenheim)はドイツの地名ブリントハイム(Blindheim)の英語表記である。また同地で行われたブレンハイムの戦いにちなんだ名称。」

「ジョン・チャーチルという貴族と言えば、初代マールバラ公爵、ジョン・チャーチル(1650年5月26日 - 1722年6月16日)は、イングランド及びイギリスの軍人、貴族である。廷臣として出世を遂げると共にスペイン継承戦争で軍才を発揮して、1代でイギリスの名門貴族マールバラ公爵家を興した。イギリス首相ウィンストン・チャーチル、イギリス皇太子妃ダイアナ・スペンサーの先祖としても知られている。」

「この建造物は、その戦功として、当時のイギリスのアン女王から贈られたものですよ。」
「そうなんだ。」

「イギリスのアン女王と言えば、最後のイングランド王国・スコットランド王国君主(女王、在位:1702年4月23日 - 1707年4月30日)で、最初のグレートブリテン王国君主(女王、在位:1707年5月1日 - 1714年8月1日)、及びアイルランド女王である。ステュアート朝最後の君主でもある。ブランデー好きであったことから、ブランデー・ナン(Brandy Nan)の異名で知られている。」

「アン女王も宿敵のフランス軍に勝利したということで、宮殿という呼称の使用を許可したものと考えられますね。」
「はい。」

「実際は、宮殿そのものを贈ったのではありませんよ。」
「どういうことですか。」

「王室の土地を提供し、王室の費用で宮殿を建造させていますよ。」
「はい。」

「その建築様式は、バロック様式でイギリスを代表する建造物ですね。」
「はい。」

「バロック様式と言えば、16世紀から18世紀初頭にかけてヨーロッパ各国に広まった美術・建築・文化の様式である。曲線や楕円が多く用いられ、豪華な装飾が特徴。建築では、バチカン市国のサンピエトロ大聖堂やフランスのベルサイユ宮殿が代表的。」

「バロック様式は、彫刻や絵画、家具などを建築物と一体化させる建築様式ですね。」
「はい。」

「フランスのベルサイユ宮殿も、バロック様式ですね。」
「そうなんだ。」

「ブレナム宮殿は、1705年に建設が始まり、約20年の歳月をかけて完成していますよ。」
「はい。」

「200以上もの部屋がつくられ、豪華な調度品、絵画、陶磁器コレクションなどが置かれていますよ。」
「そうなんだ。」

「壁は大理石・漆喰で作られおり、その壁にはフレスコ画が描かれたり、豪華なタペストリーで飾られていますよ。」
「はい。」

「ブレナム宮殿の広さは、王室関連を除くと最大の大邸宅ですね。」
「そうなんですか。」

「約8.1キロ平方メートル(東京ドームの約173倍、皇居の約6倍弱)もある敷地には、イギリスを象徴するバラのある庭園や公園、人口湖・河川など自然の森や丘を利用して実に見事に作られていますよ。」
「そうなんだ。」

「イギリス式庭園の特徴である自然が持っている不規則性、多様性、美しさがそのままを活かされていますよ。」
「はい。」

「イギリス式庭園と言えば、西洋風の庭園の様式のひとつである。狭義では、平面幾何学式庭園(フランス式庭園)に対して自然の景観美を追求した、広大な苑池から構成されるイギリス風景式庭園を指す。この意味のほかに、19世紀のイギリスで認識されるようになったコテージガーデンなどの園芸様式を含めて用いることもあり、現代日本において家庭園芸(ガーデニング)用語として使われる「イングリッシュガーデン」は、この流れを汲む。」

「この点は、日本庭園にも通じるところがあり、共感できることでしょう。」
「そうですね。」

「しかし、それまでの建築様式であったルネッサンス様式 (英国ではジョージアン様式と呼ばれた) は、直線的でシンプルでしたね。」
「はい。」

「ルネッサンス様式 (英国ではジョージアン様式と呼ばれた) と言えば、イタリア・ルネッサンス様式のイギリス版で、1714~1820年頃、ジョージ1世、2世、3世統治時代の建築、家具の様式を言います。」

「一方、宮殿はバロック様式なので、外観に彫刻が多用されるなど装飾が華麗になり、直線的ではなく円形やねじられた柱が使用され、部屋は豪華に飾られ、庭園とのバランスを欠いていますね。」
「そうなんですか。」

「世界遺産ブレナム宮殿は、先に宮殿を見学し、その後に時間の許す範囲内で敷地内を散策すると、ブレナム宮殿の良さを十二分に感じ取ることができますよ。」
「わかりました。」

「尚、第二次世界大戦中の首相で葉巻がトレードマークで有名なウィンストン・チャーチルは、初代のジョン・チャーチルの子孫ですよ。」
「そうなんだ。」

「ウィンストン・チャーチルと言えば、ウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル(1874年11月30日 - 1965年1月24日)は、イギリスの政治家、作家、軍人である。1940年に首相となり、1945年に退任するまでイギリスの戦争を主導した。チャーチルの半ば独裁的な指導のもとにイギリスは戦争を戦い抜き、アメリカとソ連に並ぶ戦勝国の地位を得た。ノンフィクション作家としても活躍し、1953年にはノーベル文学賞を受賞している。」

「今なお人気の衰えない故ダイアナ妃も親戚にあたりますよ。」
「はい。」

「故ダイアナ妃と言えば、ウェールズ公妃ダイアナ(1961年7月1日 - 1997年8月31日)は、イギリスの第1位王位継承権者ウェールズ公チャールズの最初の妃である。1997年にパリで交通事故による不慮の死を遂げた。」

「宮殿内には、写真が飾られていますよ。」
「そうなんだ。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~バース市街~

「イギリスの世界遺産「バース市街」は、ロンドンから南西の方向へ140キロメートル離れた所にありますよ。」
「はい。」

「バース市街と言えば、イギリスの南部の単一自治体であるバース・アンド・ノース・イースト・サマセットのバースにある地区である。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された物件でもある。ロンドンの西140kmにあり、紀元前からの温泉場として有名である。」

「イギリスの中で、ロンドンに次いで観光客数の多い都市ですよ。」
「そうなんですか。」

「バース市街全体が、18世紀から19世紀にかけてのジョージ王朝時代の特徴を色濃く残し、その当時の保存状態も良いため、街全体が1987年に世界遺産に登録されましたよ。」
「はい。」

「ジョージ王朝と言えば、ジョージ一世からジョージ4世までの時代である。現英国王室の直接の祖であるジョージ一世は英語を解さないドイツ人で、二世は訛りがひどく大臣たちと意志疎通できなかった。三世は狂気を抱え、四世は放蕩の限りを尽くした─この4人のジョージがかかげた「君臨すれども統治せず」というスローガンの下、英国は技術、資本、労働力、消費者、自由主義経済思想などの産業革命に必要な要素をそろえてゆく。」

「ジョージ王朝時代の建造物の特徴は、過剰な装飾のないシンプルさにありますよ。」
「そうなんですか。」

「直線が多用され、左右対称な美しさの外観で、ジョージアン様式と呼ばれていますよ。」
「はい。」

「建造物が、この地方で切り出されるハチミツ色をしたバース・ストーンで統一して建造されていますよ。」
「はい。」

「バース・ストーンと言えば、誕生石は、1月から12月までの各月に因む宝石である。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があるといわれている俗習の一種である。1月1日から12月31日までの各日に因む宝石もあるが、こちらは特に誕生日石と呼ぶ。」

「バース市街の景観に優雅な雰囲気を加えていることも、大きな魅力となっていますよ。」
「そうなんだ。」

「元々、バースは1世紀の頃、ローマ帝国の時代にその支配下に入り、温泉のある保養地としてローマ式の大浴場(ローマン・バス)、神殿などが建築され繁栄していましたよ。」
「はい。」

「ローマ式の大浴場(ローマン・バス)と言えば、イングランド西部の都市バース(Bath)にあるローマ時代の浴場跡である。おそらくイングランドで最も有名なローマ遺跡。現在はローマン・バス博物館となっていて、遺跡の他にも豊富な展示品やCG映像が楽しめる。ローマ皇帝クラウディウスによる征服後、西暦65年~75年頃にローマ式の浴場とスリス・ミネルヴァ神殿が建設された。」

「しかし、その後、ローマ帝国の勢力が衰え、ローマ帝国が撤退していくと街は荒廃していきましたよ。」
「はい。」

「その後、時を経て18世紀になってから、ジョージ3世の時代に貴族などの上流階級が楽しめる温泉リゾート地として復活しますよ。」
「そうなんだ。」

「ジョージ3世と言えば、イギリス ハノーヴァー家第3代の国王(在位:1760年 - 1820年)である。またハノーファー選帝侯、1814年以後はハノーファー王ゲオルク3世 (Georg III)を兼ねた。別名「農夫王」(Farmer King)、「農夫ジョージ」(Farmer George)。」

「街全体が世界遺産のバース市街の中でも、特に注目の建造物は、今なお温泉が湧きだしているローマ浴場跡(ローマン・バス)ですね。」
「はい。」

「ここは、かつての温泉施設が博物館になっていますよ。」
「はい。」

「当時の貴族たちが温泉を楽しんだ様子をうかがい知ることができますね。」
「そうなんだ。」

「現在は入浴できませんよ。」
「そうなんだ。」

「そして、2つ目は、世界でも有数の美しい三日月形に湾曲した形状を持つ30軒の集合住宅のロイヤル・クレセント(クレッセントとも呼ばれる)がありますよ。」
「はい。」

「三日月形に湾曲した形状を持つ30軒の集合住宅のロイヤル・クレセント(クレッセントとも呼ばれる)と言えば、世界でも有数の美しい三日月形に湾曲した形状を持つ30軒の集合住宅のロイヤル・クレセント(クレッセントとも呼ばれる)があります。目の前は芝生の広場になっていて、全体を見ると大きな宮殿と思わせるような外観を呈して、とても集合住宅には見えません。遠景から見ると、芝生と青空にロイヤル・クレセントが非常に美しく調和しています。向かって一番右側が、博物館になっており内部が一般公開されています。」

「目の前は芝生の広場になっていますよ。」
「はい。」

「全体を見ると、大きな宮殿と思わせる外観を呈して、とても集合住宅には見えませんね。」
「そうなんですか。」

「遠景から見ると、芝生と青空にロイヤル・クレセントが非常に美しく調和していますよ。」
「はい。」

「近くから見るより、遥かに美しく見えますよ。」
「そうなんだ。」

「向かって一番右側が、博物館になっていますよ。」
「はい。」

「内部が一般公開されていますよ。」
「はい。」

「この建物が与えた影響は大きく、その後、多くの建築家によって同じような建物が建造されるに至りましたよ。」
「そうなんだ。」

「3つ目は、『イングランド西部の灯火』と別名で呼ばれているバース大僧院(バース・アビー)がありますよ。」
「はい。」

「『イングランド西部の灯火』と別名で呼ばれているバース大僧院(バース・アビー)と言えば、『イングランド西部の灯火』と別名で呼ばれているバース大僧院(バース・アビー)があります。バースアビーは、建物に対する窓、ステンドグラスの比率が高く、他の同じような建物に比べると非常に明るく感じられます。それでも大僧院の荘厳な雰囲気が強く感じられます。建物の正面には両側にハシゴが下から上まで、デザインされ天国に昇れることを想像させてくれます。」

「バースアビーは、建物に対する窓、ステンドグラスの比率が高く、他の同じような建物に比べると非常に明るく感じられますよ。」
「はい。」

「それでも、大僧院の荘厳な雰囲気が強く感じられるところは歴史の重みかも知れませんね。」
「そうですね。」

「建物の正面には、両側にハシゴが下から上までデザインされ、天国に昇れることを想像させてくれますね。」
「はい。」

「バース市街の別の見所には、ザ・サーカスのロータリーになっている交差点に建つ美しい曲線を描く3つの建物や、市内を流れるエイボン川に架かる石作りのバルトニー橋などがありますよ。」
「はい。」

「石作りのバルトニー橋と言えば、バースの中心、エイヴォン川にかかるバルトニー橋。橋の上は土産物屋が軒を連ねている。」

「エイボン川と言えば、上流社会の保養地であったバース。市の中心を横切る美しい風景のエイボン川。川を眺めながらバースの街をぶらぶらと散歩するのも楽しみです。」

「ザ・サーカスと言えば、ザ・サーカスのロータリーになっている交差点に建つ美しい曲線を描く3つの建物や、市内を流れるエイボン川に架かる石作りのバルトニー橋などがあります。」

「他のヨーロッパの都市では、あまり見ることのできない風景の広がるバース市街ですね。」
「わかりました。」

「是非、訪問してみたい世界遺産の一つですね。」
「はい。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園~

「イギリスの「ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園」は、イギリス北部ノースヨークシャー州の緑豊かな田園地帯のリポンの丘に流れる、小さなスケル川の自然を利用して作られていますよ。」
「そうなんですか。」

「スケル川と言えば、北イングランドの古都ヨークから西北に約30kmの緑豊かな田園地帯にファウンテンズ修道院とスタッドリー・ロイヤル庭園はあります。浅い谷を流れるスケル川という小さな川に沿って修道院と庭園は造られています。」

「リポンの丘と言えば、イングランドのノースヨークシャー州、スタッドリー王立公園のある丘である。」

「イギリス北部ノースヨークシャー州と言えば、ヨークシャー・アンド・ハンバー地方にあるイングランドのカウンティのひとつで、かつてのヨークシャーの一部である。」

「スタッドリー王立公園と言えば、イングランドのノースヨークシャー州にある公園で、シトー会のファウンテンズ修道院の廃墟を含んでいる。この公園には18世紀に遡るスタッドリー王立ウォーターガーデンなども含まれており、1986年にユネスコの世界遺産に登録された。」

「ファウンテンズ修道院と言えば、イングランド北部、ノース・ヨークシャーのリポンにあるシトー会の修道院跡である。周辺のスタッドリー王立公園 とともに、ユネスコ世界遺産に登録されている。」

「スタッドリー王立公園の中には、直径50メートルにもなる円形や半円形の人工の池、森などが複数配置された、広さ約2.6キロ平方メートルの美しい人工の公園ですよ。」
「はい。」

「巧みに自然を取り入れた高い技術によって、違和感のない美しいイギリス式庭園となった公園ですよ。」
「そうなんだ。」

「イギリス式庭園と言えば、西洋風の庭園の様式のひとつである。狭義では、平面幾何学式庭園(フランス式庭園)に対して自然の景観美を追求した、広大な苑池から構成されるイギリス風景式庭園を指す。この意味のほかに、19世紀のイギリスで認識されるようになったコテージガーデンなどの園芸様式を含めて用いることもあり、現代日本において家庭園芸(ガーデニング)用語として使われる「イングリッシュガーデン」は、この流れを汲む。」

「スタッドリー王立公園は、英語名では「Studley Royal Water Garden」と「Water」の文字が入っているほど、水が巧みに取り入れられた庭園ですよ。」
「はい。」

「イギリスの庭園としては、極めて稀な公園ですよ。」
「そうなんだ。」

「公園内には、12世紀に創建され、その後16世紀半ばに閉鎖されるまで増改築されて大きな建物となったファウンテンズ修道院遺跡群がありますよ。」
「はい。」

「ファウンテンズ修道院遺跡群の今なお残っている建物は、一部にアーチ型の天井部分が残っている箇所もありますよ。」
「はい。」

「その多くは天井部分が抜け落ちて壁だけしか残っていない箇所も多いですよ。」
「そうなんだ。」

「それ故、長い歴史を感じさせる廃墟となっていますよ。」
「はい。」

「この庭園は、18世紀に当時の貴族によって作られましたよ。」
「そうなんだ。」

「この頃、流行ったロマン主義の影響で歴史的な価値のあるものに、強い憧れを持っていましたよ。」
「はい。」

「ロマン主義と言えば、主として18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで、その後にヨーロッパの影響を受けた諸地域で起こった精神運動の一つである。それまでの理性偏重、合理主義などに対し感受性や主観に重きをおいた一連の運動であり、古典主義と対をなす。中世趣味、恋愛賛美、民族意識の高揚といった特徴をもち、近代国民国家形成を促進した。その動きは文芸・美術・音楽・演劇など様々な芸術分野に及んだ。のちに、その反動として写実主義・自然主義などをもたらした。」

「そのため、ファウンテンズ修道院遺跡群を庭園内に取り込んで作ったと言われていますよ。」
「はい。」

「スタッドリー王立公園に廃墟が公園に溶け込むように、風景の一つとして取り込まれていますよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、一歩間違えば、ファウンテンズ修道院遺跡群は、見捨てられて見る影もない廃墟、又は自然と調和しない、ただの古びた廃墟となった可能性がありますよ。」
「そうなんですか。」

「ノルマン・ロマネスク様式で建造されたファウンテンズ修道院の本堂や塔などは、中世の貴重な建造物として価値がありますね。」
「はい。」

「ノルマン・ロマネスク様式と言えば、ノルマン様式とは、11~12世紀イギリスのロマネスク様式である。」

「ファウンテンズ修道院と言えば、イングランド北部、ノース・ヨークシャーのリポンにあるシトー会の修道院跡である。周辺のスタッドリー王立公園 とともに、ユネスコ世界遺産に登録されている。」

「スタッドリー王立公園と共に、1986年に世界遺産に指定されましたよ。」
「はい。」

「スタッドリー王立公園と言えば、イングランドのノースヨークシャー州にある公園で、シトー会のファウンテンズ修道院の廃墟を含んでいる。この公園には18世紀に遡るスタッドリー王立ウォーターガーデンなども含まれており、1986年にユネスコの世界遺産に登録された。」

「廃墟ですが、それでも最盛期には1000人もの修道士が、ここで生活していた中世で最大規模の大きさの誇る修道院になっていたことを十二分に感じることができますね。」
「そうですね。」

「遺跡の数々から、スタッドリー王立公園の自然を利用してファウンテンズ修道院遺跡群の建物が機能的に、合理的に、美的に配置されていることを伺い知ることができますよ。」
「はい。」

「公園内の緑に廃墟が溶け込んで、悠久の時間の流れの中に廃墟がありますよ。」
「はい。」

「強くイギリスの中世の空気が、そこに流れているような感覚に陥ることができますね。」
「そうですね。」

「「ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園」は、決してロンドンから交通の便の良い場所に存在している訳ではありませんよ。」
「そうなんですか。」

「しかし、年間30万人を超える観光客が訪れる、人気の世界遺産ですよ。」
「そうなんだ。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会~

「イギリスの世界遺産「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会」は、テムズ川河畔に優雅に、荘厳に、重々しく佇み、イギリスの世界遺産の中でも最も有名ですね。」
「そうなんですか。」

「聖マーガレット教会と言えば、イギリス・ロンドンにあるイングランド国教会の教会である。ウェストミンスター寺院と同じ敷地内にあり、英国議会が議場をおくウェストミンスター宮殿の教区教会である 。アンティオキアの聖マーガレットに献堂されている。」

「ウェストミンスター寺院と言えば、イギリスのロンドン・ウェストミンスターにある、イングランド国教会の教会である。聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。墓地としては既に満杯状態で、新たに埋葬するスペースはもはやなくなっている。国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)が隣接している。」

「ウェストミンスター宮殿と言えば、イギリス、ロンドンの中心部テムズ川河畔に存在する宮殿である。現在英国議会が議事堂として使用している。併設されている時計塔(ビッグ・ベン)と共にロンドンを代表する景色として挙げられる。所在地はロンドンのミルバンク。」

「ロンドン市内にあるので、訪れる人も多い有名観光スポットですよ。」
「はい。」

「ウェストミンスター宮殿は、11世紀半ばエドワード王の時代に建造されたゴシック建築の最高傑作と言われていますよ。」
「そうなんだ。」

「テムズ河に沿って全長265メートル強もあり、部屋数に至っては何と1100以上ありますよ。」
「大きいですね。」

「この偉容は、イギリスの過去の栄華を如実に物語っていますよ。」
「はい。」

「16世紀までは、代々国王の宮殿でしたよ。」
「そうなんだ。」

「1529年にヘンリー8世がここから王宮の機能を官庁街のホワイト・ホールに移しましたよ。」
「はい。」

「官庁街のホワイト・ホールと言えば、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスター内を南北に走る道路で、トラファルガー広場からチェルシーへ至るA級道路3212号線の最初の区間の一部を形成する。北に向かって、パーラメント・スクエアからトラファルガー広場の南端に位置するチャリング・クロスまでを通り抜ける大通りである。」

「その後は、現在まで国会議事堂として使用されていますよ。」
「はい。」

「議会政治の発祥地の国会議事堂として、他国にまで大きな影響を与えていますよ。」
「そうなんですか。」

「この建物にある「ビッグベン」と呼ばれる高さ96メートルの時計台は、ロンドンのみならず、イギリスを端的に示すランドマーク、シンボルとなっていますね。」
「そうですね。」

「「ビッグベン」と呼ばれる高さ96メートルの時計台と言えば、時計台のビック・ベン が完成したのは1859年5月31日です。時計台の高さは96.3メートルでです。地上61メートルの高さまでは煉瓦で造られており、61メートル以上の部分は鋳鉄で作られています。時計の文字盤は地上55メートルの高さです。文字盤の大きさは直径7メートルあり、鉄枠で囲われた文字盤は、乳白色のステンドグラスがはめ込まれています。この時計は振り子式であり、振り子は時計部屋の真下に配置されています。この振り子は2秒に1回時を刻むようになっています。」

「ウェストミンスター寺院は、ウェストミンスター宮殿に隣接していますよ。」
「はい。」

「世界的に愛された、ダイアナ元妃の葬儀が行われた場所として有名ですね。」
「そうですね。」

「ウェストミンスター寺院も、ウェストミンスター宮殿と同じ時期に建造されましたよ。」
「はい。」

「高いアーチ型天井やステンドグラスが美しい、ゴシック様式の建物ですよ。」
「はい。」

「ゴシック様式と言えば、美術史や美術評論において、西ヨーロッパの12世紀後半から15世紀にかけての建築や美術一般を示す用語である。最初は建築のみに使用された用語だが、次第にゴシック建築が建造された時代の装飾、彫刻、絵画などへとその適応範囲が広がった。」

「1066年にウィリアム王の戴冠式を行って以来、ずっと国王の戴冠式、結婚式などの王室行事が執り行われる格調高く、由緒のある建物ですよ。」
「そうなんだ。」

「尚、ウェストミンスター寺院は、1065年エドワード1世が、ノルマン様式で建造し完成しましたよ。」
「はい。」

「ノルマン様式と言えば、11世紀にフランスのノルマンディー地方で確立され,ノルマン人のイングランド征服(ノルマン・コンクエスト)以後はノルマン朝イングランド全体に統一的にみられたロマネスク美術の一様式である。カロリング朝のキリスト教的伝統とノルマンの北方的伝統とを源とする同様式は,ノルマンディー公国の国家建設とベネディクト会修道院改革運動を背景に,教会堂建築に最も典型的に表れている。」

「エドワード1世と言えば、プランタジネット朝第5代イングランド王(在位1272年 - 1307年)。ヘンリー3世の長男。」

「13世紀にヘンリー3世がゴシック様式に改築し、ウェストミンスター宮殿と並ぶゴシック様式の最高峰となっていますよ。」
「そうなんだ。」

「ヘンリー3世と言えば、プランタジネット朝第4代イングランド王(在位:1216年 - 1272年)である。ジョン王と王妃イザベラ・オブ・アングレームの子。」

「ここには、英国の絶対主義が確立されたヘンリー7世からエリザベス1世までのテューダー朝に関係の深い人物の記念碑が並んでいますよ。」
「はい。」

「テューダー朝と言えば、イングランド王国(1485年 - 1603年)およびアイルランド王国(1541年 - 1603年)の王朝である。チューダー朝とも。」

「ヘンリー7世と言えば、テューダー朝初代のイングランド王(在位:1485年8月22日 - 1509年4月21日)およびアイルランド卿である。ヘンリーはボズワースの戦いでリチャード3世を破って王位を勝ち取り、戦いで王座を得た最後のイングランド王となった。ランカスター朝の系統のヘンリーは、ヨーク朝のエドワード4世の娘にしてリチャード3世の姪にあたるエリザベス・オブ・ヨークと結婚して王位を固め、薔薇戦争による混乱を解決した。」

「エリザベス1世と言えば、エリザベス1世は、イングランドとアイルランドの女王(在位:1558年 - 1603年)である。テューダー朝第5代にして最後の国王。別名は処女王、グロリアーナ(「栄光あるもの」の意)、よき女王エリザベスである。」

「ウェストミンスター寺院と同じ敷地にある聖マーガレット教会は、やはり、ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と同じ頃の11世紀半ばに、教区教会として建設されましたよ。」
「はい。」

「19世紀に入って、修復工事が行われましたよ。」
「はい。」

「このウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会の3つの建造物は、長く壮大で激動のイギリス王室の歴史を物語るものとして、1987年に世界遺産に認定されましたよ。」
「そうなんだ。」

「尚、時期によっては、ウェストミンスター宮殿の内部を見るツアーが行われていますよ。」
「そうなんですか。」

「議会が開催されている時は、予約を行うと傍聴席にも入れますよ。」
「はい。」

「しかし、ウェストミンスター寺院には、日曜日は中には入れませんよ。」
「どうしてですか?」

「逆に、聖マーガレット教会は、日曜日には世界中から来た人の行事への参加を歓迎していますよ。」
「はい。」

「夜には、「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会」はライトアップされますよ。」
「いいですね。」

「忘れずに、夜景も見ることをおススメします。」
「わかりました。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会~

「イギリスの世界遺産「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」は、ロンドンの南東方向約80キロ先に位置する、カンタベリーにある歴史あるキリスト教の建造物ですよ。」
「はい。」

「カンタベリーと言えば、イギリス・イングランド南東部ケント州東部に位置するシティオブ・カンタベリーの中心エリアである。中世から代表的な巡礼地として栄えてきた。」

「聖マーティン教会と言えば、カンタベリーの市中心部から少し外れたところに佇む聖マーティン教会は、今なお使用されている教区教会としてはイングランド最古のものである。カンタベリーに残る他の二つの重要なキリスト教建築、すなわちカンタベリー大聖堂と聖オーガスティン修道院跡とともに、ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「聖オーガスティン修道院と言えば、イングランドのケント州カンタベリーにあったベネディクト会修道院で、現在は廃墟になっている。」

「カンタベリー大聖堂と言えば、イギリスのイングランド南東部ケント州のカンタベリーにある教会で、イギリス国教会の総本山である。7世紀にカンタベリーのアウグスティヌスがイギリスに布教し、修道院として建設された。」

「カンタベリーそのものも、古代ローマ時代に既に都市が築かれましたよ。」
「はい。」

「城壁のある街としては、イギリスでも最古の街の一つですよ。」
「そうなんですか。」

「中世の面影が色濃く残っている街並みが魅力的ですよ。」
「はい。」

「カンタベリーは、ロンドンから電車で1時間程度で行くことができますよ。」
「割と近いですね。」

「十分日帰りが可能なので、訪れたい世界遺産ですよ。」
「はい。」

「世界遺産の「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」の3つの建物は、いずれも必見の価値がありますよ。」
「はい。」

「カンタベリー大聖堂は、イングランド国教会の総本山ですよ。」
「そうなんですか。」

「イングランド国教会と言えば、16世紀のイングランド王国で成立したキリスト教会の名称、かつ世界に広がる聖公会(アングリカン・コミュニオン)のうち最初に成立し、その母体となった教会である。イギリス国教会、英国国教会、また「国教会」という訳語が不正確であるとしてイングランド教会、英国聖公会とも呼ばれる。」

「ソールズベリ大聖堂と並んで、最も格の高い大聖堂として知られていますよ。」
「はい。」

「ソールズベリ大聖堂と言えば、英国イングランド南部、ウィルトシャー州の都市ソールズベリにある大聖堂である。11世紀頃、かつて町の中心だったオールドセーラムに建造され、13世紀に同地に移転。初期ゴシック様式の傑作として知られ、同国最高の123メートルの塔がある。」

「カンタベリー大聖堂は、総本山の名に恥じない壮麗、荘厳、重厚さを漂わせている建造物ですよ。」
「はい。」

「キリスト教カトリック信者でなくても、建物の内外観とも圧巻で、圧倒される迫力がありますよ。」
「そうなんだ。」

「カンタベリー大聖堂では、当時の大司教であったトマス・ベケットが、国王のヘンリー2世と教会の自立を主張して対立しましたよ。」
「はい。」

「ヘンリー2世と言えば、プランタジネット朝(あるいはアンジュー朝)初代のイングランド王国の王(在位:1154年 - 1189年)である。」

「カンタベリー大聖堂の当時の大司教であったトマス・ベケットと言えば、イングランドの聖職者でカンタベリー大司教(在任:1162年 - 1170年)である。」

「結果、国王の命令を受けた騎士によって、この教会内で暗殺されると言う大変な事件が起こっていますよ。」
「そうなんですか。」

「この結果、トマス・バケットは殉教者として、聖人になってここに埋葬され祀られていますよ。」
「はい。」

「司教が刺殺された場所には、血ぬりの十字架が飾られていますよ。」
「はい。」

「一方、6世紀にローマ帝国から派遣されたアウグスティヌスによって建てられた聖オーガスティン修道院は、ベネディクト会の修道院ですよ。」
「そうなんだ。」

「ベネディクト会と言えば、現代も活動するカトリック教会最古の修道会である。」

「ローマ帝国から派遣されたアウグスティヌスと言えば、イングランドへのキリスト教布教で知られる7世紀の司教である。初代カンタベリー大司教。正教会・カトリック教会・聖公会で聖人。」

「かつては、近くのカンタベリー大聖堂とその規模で競い合うほどの大きさでしたよ。」
「はい。」

「現在は、聖オーガスティン修道院は、廃墟となって一部しか残っていませんよ。」
「はい。」

「聖マーティン教会は、カンタベリーで今なお使用されている教区教会としては、イギリス最古の歴史を誇っていますよ。」
「そうなんですか。」

「尚、同じ名前の聖マーティン教会という教会が他都市にもありますよ。」
「はい。」

「ここカンタベリーの聖マーティン教会が、最古の教会ですよ。」
「わかりました。」

「ここを訪れるのが、月の最初の日曜日であれば、長い歴史をもって引き継がれてきたルネサンス様式のミサ曲が歌われる音楽会の伝統に接することができますよ。」
「はい。」

「これらの3つの建造物、「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」は、その歴史、由来、規模において世界遺産に値すると1988年に認定されましたよ。」
「はい。」

「カンタベリーの街には、ローマ帝国の名残の城門、城壁がありますよ。」
「そうなんですか。」

「その中に世界遺産の建造物が同化して、街全体が世界遺産でもおかしくないほどの雰囲気を持っていますよ。」
「はい。」

「訪れてみたい魅力的な場所となっていますよ。」
「わかりました。」





イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ダーウェント峡谷の工場群~

「イギリスの「ダーウェント峡谷の工場群」とは、17世紀から18世紀にかけての産業革命の初期の時代に、イギリス中央部のバーミンガムの北東約70kmの地点に流れるダーウェント川沿いに建設された複数の紡績工場のことですよ。」
「はい。」

「ダーウェント川と言えば、ダーウェント峡谷の工場群は、イギリスのダービー シャー州ダーウェント川沿いにある世界遺産である。」

「バーミンガムと言えば、イングランド、ウェスト・ミッドランドに属す工業都市である。人口は100万人ほどで、近郊を含む都市的地域の人口は229万人であり、同国第2位である。」

「ダーウェント峡谷と言えば、英国イングランド中部の都市、バーミンガムの北約70キロメートルにある峡谷である。18世紀の後半に、リチャード=アークライトが初めて水力紡績機を稼動させ、20世紀末まで操業していた紡績工場マッソンミルが当時のまま残っていることで知られる。峡谷の中には工場や集合住宅が点在し、独特の景観を作り出している。2001年に、世界遺産(文化遺産)に登録された。」

「これらの工場では、従来の家内工業的な生産から、初めて大量生産が行われましたよ。」
「はい。」

「近代工業産業時代の幕開けに繋がった歴史的な経緯を示す工場建物とその場所ですよ。」
「そうなんだ。」

「今では、当たり前の会社や工場の始業時間に間に合うように出勤する、朝の労働者の通勤風景の生活スタイルは、当時はありませんでしたよ。」
「そうなんですか。」

「それは、このダーウェント峡谷の工場群に出勤することから始まりましたよ。」
「はい。」

「産業革命の時期、綿製品の需要が急激に伸びたため、川沿いに多くの工場が建設されましたよ。」
「はい。」

「立地条件が悪いため、労働者の雇用を図るために、労働者の住居も建設されましたよ。」
「そうなんだ。」

「そのため、職住近接の当時の労働者の集合住宅群も、工場の近くに残っていますよ。」
「はい。」

「イギリスで始まった産業革命によって、賃金労働者、労働者階級という階層が大量に生み出されましたよ。」
「はい。」

「紡績の機械の動力源が水車であったため、初期の紡績工場は川沿いに建設されましたよ。」
「そうなんだ。」

「のどかな農村地帯が広がっていたダーウェント渓谷の景観に、当時としては、超近代的な工場や、工場労働者の住居が建設されましたよ。」
「はい。」

「そして、時代という波が要請した新しい産業景観が生み出されましたよ。」
「はい。」

「その景観が200年以上にわたって維持されていること、そしてこのような歴史的背景と事実が、世界遺産選定の基準に該当するとして、2001年に世界遺産に登録されましたよ。」
「そうなんだ。」

「ダーウェント峡谷の工場群は、流域24キロにわたって紡績工場群、労働者の住居群があったということで、その規模の大きさに圧倒されますよ。」
「はい。」

「資本主義が発達した現代でも、ここまで大きな工場団地は無いのではと思われますよ。」
「そうなんですか。」

「このダーウェント峡谷の工場群の中で、世界遺産としては、クロムフォード (Cromford) 、ベルパー (Belper) 、ミルフォード (Milford) 、ダーリー・アベイ (Darley Abbey) 、ジョン・ランブ (John lambe) の工場群が対象となっていますよ。」
「はい。」

「ジョン・ランブ (John lambe)と言えば、世界遺産「ダーウェント峡谷の工場群」の対象の工場群の一つである。」

「ダーリー・アベイ (Darley Abbey)と言えば、世界遺産「ダーウェント峡谷の工場群」の対象の工場群の一つである。」

「ミルフォード (Milford)と言えば、世界遺産「ダーウェント峡谷の工場群」の対象の工場群の一つである。」

「ベルパー (Belper)と言えば、世界遺産「ダーウェント峡谷の工場群」の対象の工場群の一つである。」

「クロムフォード (Cromford)と言えば、ダーウェント峡谷の工場群は、イギリスのダービーシャー州ダーウェント川 沿いにある世界遺産である。世界遺産は、クロムフォード、ベルパー、ミルフォード、ダーリー・アベイ、ジョン・ランブの工場群が対象となっている。」

「その数は、特別建築若しくは歴史的価値を有する建造物が867件ありますよ。」
「多いですね。」

「その中の9件は、指定記念物となっていますよ。」
「そうなんだ。」

「これらの工場は、一部は現在、レストラン、ユースホステルなどに利用されていますよ。」
「はい。」

「産業革命が華やかに進展していた時代は、ここに凄まじいエネルギーが満ち満ちていたことが、数多くの工場群を見ることで感じ取れるエリアになっていますね。」
「そうですね。」

イギリスの世界遺産とイングランドの歴史や建造物~ダラム城と大聖堂・ロンドン塔・ブレナム宮殿・バース市街・ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園・ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会・カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会・ダーウェント峡谷の工場群~

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